明治安田生命J1リーグ第18節、浦和レッズvs湘南ベルマーレが20日に埼玉スタジアム2002で行われ、アウェイの湘南が3…

明治安田生命J1リーグ第18節、浦和レッズvs湘南ベルマーレが20日に埼玉スタジアム2002で行われ、アウェイの湘南が3-2で勝利を収めた。

ルヴァンカップではヴィッセル神戸との接戦の末にプライムステージ進出を決めた浦和。古巣対戦の金子をリーグ戦12試合ぶりにスタメンで起用した。かたやFC東京に完敗を喫してルヴァンカップ敗退が決まった湘南は負傷明けのタリクがリーグ戦3試合ぶりに先発に名を連ねた。

セットプレーからゴールに迫る回数の多かった序盤の浦和は攻め残っていた槙野が点に絡む。小泉が左のハイサイドへスルーパスを送り、明本がダイレクトでクロスを入れる。ゴール前で混戦となるも槙野が倒れながらも粘ってキャスパー・ユンカーへわたすと、チームトップスコアラーは冷静に左隅を射抜いて見せた。

攻撃の形を作れない湘南は、浦和のビルドアップへ圧力をかけて決定機を作る。ゴールキックを受けた金子から岩波へのパスを、ウェリントンがボックス左でカット。田中聡へ戻してゴール前に送られると、池田がスルーして、最後は古巣対戦となった山田が右足で沈めた。

浦和は直後に縦一本のパスからユンカーが抜け出してシュート。さらにはボックス手前の左から伊藤敦樹がミドルで狙うが、いずれもGK谷がセーブする。35分にはユンカーが自陣で小泉とのパス交換を経てスルーパスを送ると、抜け出した田中達也が1人で長い距離を運ぶ。だが、ペナルティエリア手前で追い付いた高橋に対応されてしまう。

次第にボールを持つ時間が増えた湘南はシンプルにウェリントンへ当てるのでなく、中盤で揺さぶりながら機をうかがう。フィニッシュに至るシーンは作れないものの、押され気味だった展開に一つ間を入れた。

同点で迎えた後半もホームチームが先に試合を動かす。クリアボールを自陣中央でユンカーが落とし、小泉は高い最終ラインの裏へスルーパスを送る。ハーフウェイラインより少し高い位置でリターンを受けたユンカーはファーストタッチでDF2人を置き去りにし、飛び出してきたGK谷の動きを見て鮮やかなループシュート。美し過ぎるカウンターがさく裂し、53分に浦和が再びリードを奪った。

攻勢を強める浦和は64分、縦パスを受けたユンカーが左右のステップでマークをはがし、ボックス手前左から狙うも右のポストに嫌われてしまう。直後には大久保、ユンカーにゴール前で決定機が訪れるも、どちらもGK谷が立ちはだかり、ビッグセーブでチームを救った。

なかなかシュートまで持ち込めない湘南だったが、70分に高さが生きる。右サイドで作って田中聡、山田を経由して左へ展開すると、左サイドにポジションを移していた畑が相手をかわしてボックス左角付近からインスイングのクロス。対応にきたGK鈴木彩艶の前に入ったウェリントンが頭で合わせ、またしても試合を振り出しに戻した。

さらに87分、湘南は相手のビルドアップのミスを突いてマイボールにすると、名古が左に叩いて梅崎がクロスを送る。一度はDFにブロックされるが、自ら拾って再びファーへクロス。ボックス右でこぼれ球を拾った岡本は左足でニアを抜き、湘南がついに逆転に成功した。

残り時間は浦和の猛攻にさらされたものの、湘南が凌ぎ切って6試合ぶりの白星を手にした。一方の浦和は2度のリードを守り切れずに逆転負け。ユンカーがメンバー入り後、初の黒星を喫した。

浦和レッズ 2-3 湘南ベルマーレ

【浦和】

キャスパー・ユンカー(前9、後8)

【湘南】

山田直輝(前27)

ウェリントン(後25)

岡本拓也(後42)