ゲーム配信チャンネルも人気の貴島明日香さん ファッション誌『non-no』の専属モデル、貴島明日香さんは今、生き残りをかけたバトルロイヤルゲームにハマっている。 ゲームの名は「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」(以下、Ap…
ゲーム配信チャンネルも人気の貴島明日香さん
ファッション誌『non-no』の専属モデル、貴島明日香さんは今、生き残りをかけたバトルロイヤルゲームにハマっている。
ゲームの名は「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」(以下、Apex)。3人1組のチームを結成し、計60人(20チーム)の頂点をかけて戦うFPS(一人称のガンシューティングゲーム)だ。2019年2月から配信されている本作は2021年4月のタイミングで全世界ユーザー数が1億人を突破。PCやPlayStation、Xboxに加えてNintendo Switchも対応し、21年内にはスマートフォン版の配信も予定されている。日本を席巻する話題のゲームと言って差し支えないだろう。
貴島さんは芸能活動と両立しながら公私を通してゲームに興じており、大型のeスポーツ大会に参戦した経験もある。「Apex」の魅力、ひいてはオンラインゲームの醍醐味はどこにあるのだろうか。
(c) 2021 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.
――ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が主催するオンラインeスポーツ大会「PLAY ALIVE(プレイ・アライブ)」は、「Apex」でも大会を行なっていますが、そこに参戦されていました。出場のきっかけや意図を教えてください。
事務所の方に「『Apex』の大会があるけど、どうする?」と聞かれたのが始まりです。その時は大会のイメージが湧かなかったのですが、迷うことなく「ぜひ!」とお答えしました。大会には「Apex」のゲーム配信で有名な方がたくさんいらっしゃって、勝手にミーハーな気分になりました(笑)。
普段から「Apex」のゲーム配信をよく見ていますが、芸能人とゲーム配信者が直接関わる機会ってそこまで多くないんです。だからゲームを通して好きなジャンルの人たちとつながるのはすごくいいなって。こういったゲームイベントだからこそ実現できる出会いもあると思います。
――ゲーム大会に参加されたのは「PLAY ALIVE」が初めてでしたか。
初めて出場したのは「RAGE PARTY 2021 powered by SHARP」という大会でした。そちらもゲーム配信者や芸能人の方々がたくさん参加されていたので印象に残っています。私は「ZIP!」で共演していた速水もこみちさんと一緒にチームを組んだんです。番組内で直接お会いする機会はなかったのですが、一緒に「Apex」を楽しくプレーさせていただきました。
――貴島さんはかなりの腕前でダイヤモンド(※)に到達されていましたね。ストイックにやり込んでいる印象を受けました。
※6段階あるランクのうち、上から2番目
私が特別にうまいというわけではなく、時間をかけて練習すればきっと誰もが辿り着けると思います。ストイックというか、ゲームに関してめちゃくちゃ負けず嫌いなのかもしれません(笑)。プレー後にうまくいかなかったりすると、「あの場面でもっとサポートできていれば......」って反省するんですが、フレンドに「また反省してる」ってよく言われます。
それだけに、最後まで生き残ってチャンピオンを取れた時の高揚感と達成感が大好きです。家だと普通に「よっしゃ!」とか「やったー!」って叫んじゃいますね。ただプレーし過ぎで、街中を移動中にゲームのクセで「あの角から射線が通りそう!(※)」って考えがよぎっちゃうこともあります(笑)。
※ガンシューティングゲームにおいて敵を撃てる、もしくは敵から撃たれる位置関係を表すときに「射線が通る」と言う。
――そこまでハマってしまう「Apex」の魅力は何でしょうか。
キャラの特性を生かす楽しさだと思います。バトルロイヤルゲームはいろいろありますが、「Apex」はキャラの能力が個性豊かなんです。回復特化、サポート特化、遠くの敵を探知できるキャラなど、その中で自分がどのキャラを選んで特性をどう生かすか。これを考えるのが楽しみの一つです。
あとはチーム戦というのも大きいかな。だいたい3人で遊ぶゲームなんですが、仲間との協力プレーが大事で、1人でもいなくなると結構辛いんです。そうすると、
「じゃあ自分はどうやって立ち回ろうかな」って考えて、味方と連携を取るようになります。見知っているフレンド同士で遊んでいる場合は自然と会話も生まれやすいので、人と繋がるツールとして「Apex」をプレーしている方も多いのではないでしょうか。
――自然とコミュニケーション能力も養われますね。
キャラの特性を考えつつ、味方と「次はあっちに攻めてみる?」って連携しながら立ち回るのも楽しいんですよ。友だちと遊ぶ時もあるけど、1人で知らないプレーヤーとチームを組むこともあります。顔も名前も知らない方々と同じ目標に向かって、時たまコミュニケーションを取って......。そこでつながりを感じられるのはうれしいですね。
連絡を取っていなかった友だちとでも、「Apex」をやっているだけで「じゃあ一緒に遊ぼうよ」とつながる機会だってある。本当に素敵だと思います。
――では今後、お仕事を通してチャレンジしたいことや目標はありますか。
ゲームをプレーするだけじゃなく、作る側として何かしてみたい気持ちもあります。おこがましいかもしれませんが、キャラとしてゲーム作品に出させていただくとか、そういう風にゲームの世界へ飛び込んでみたい。対戦ゲーム以外に育成ゲームもよく遊ぶので、可愛い女の子が出てくる作品などを作れたらうれしいですね。
あとはゲームグッズのデザイン制作も興味があります。例えばNintendo Switchを入れる専用ケースやコントローラーのデザインを考えたり、クリエイトする側にも回ってみたいです。
――最後に、ご自身の活動を通してファンの方々へ伝えたいメッセージはありますか。
コロナ禍で会いたい人に会えない状況ですが、今はゲームが人と人をつなぐ架け橋になると感じています。以前はゲームに少しネガティブな印象を持つ方も多かったかもしれませんが、今は立派なコミュニケーションツールとして成立している。ゲームが好きな人やゲームに対して興味のある方は、これからもっともっとゲームライフを楽しんでもらえたらなと思います。
(前編はこちら)
【Profile】
貴島明日香(きじま・あすか)
1996年2月15日生まれ、兵庫県出身。non-no 専属モデル。日本テレビ「ZIP!」毎週月曜〜金曜のお天気キャスター。モデルとしてTVや雑誌などで活躍する傍ら、ゲーム好きを生かして、ゲーム番組、ゲーム大会、イベント等にも出演。2020年8月からOPENREC.tvで生配信番組「貴島明日香のげーむちゃんねる」をスタート。さらに、20年10月にはYouTubeチャンネル「あすかさんち。」も開設した。
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