5月27日に抽選会が行われ、日曜日から始まる「全仏オープン」(フランス・…
5月27日に抽選会が行われ、日曜日から始まる「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)のドローが発表になった。過去16年間、男子の世界ランキングトップ2は「ビッグ4」に独占されてきて、1位と2位はドローの反対側の山に入るのだが、今年はノバク・ジョコビッチ(セルビア)が1位、ラファエル・ナダル(スペイン)は3位、ロジャー・フェデラー(スイス)は8位。3人ともが同じ側に入ってしまい、順調に勝ち進めばフェデラーは準々決勝でジョコビッチと当たり、その勝者が準決勝でナダルと対戦するという組み合わせになった。【実際のドロー】全仏オープン男子ドロー【実際の写真】全仏オープン会場に設置されたナダルの像
ジョコビッチらとは違う側の山に入った世界49位の錦織圭(日本/日清食品)は、1回戦は予選勝ち抜き者と。シード選手が順調に勝ち進めば、2回戦は第23シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、3回戦は第11シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、4回戦は第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、準々決勝は第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)、準決勝は第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、決勝はジョコビッチと戦うことになる。
世界60位の西岡良仁(日本/ミキハウス)はジョコビッチ側の山で、1回戦は元世界5位の実力者ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と。2回戦は第13シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と、パルマで西岡が勝利を挙げた19歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)との勝者と。3回戦では世界114位の内山靖崇(日本/積水化学工業)と対戦の可能性が。
その内山は1回戦で元世界16位のマルコ・チェッキナート(イタリア)と。2回戦は第21シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と、世界77位のステファノ・トラバグリア(イタリア)の勝者と。3回戦で日本人対決を見ることができるだろうか。
1回戦で予選勝ち抜き者と当たるフェデラーは、2回戦では元世界3位のマリン・チリッチ(クロアチア)、3回戦ではアメリカのトップ選手であるテイラー・フリッツ(アメリカ)、4回戦では第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)か第20シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦の可能性がある。
ナダルは1回戦で、今年シンガポールで初優勝を遂げた21歳のアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)と対戦。2回戦は昨年の全仏でスタン・ワウリンカ(スイス)を破って4回戦に進出した20歳のユーゴ・ガストン(フランス)と、ナダルと同い年で元世界7位のリシャール・ガスケ(フランス)の勝者と。3回戦では今季クレーで9勝2敗、4月のカリアリで優勝した第26シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と、4回戦では第14シードのガエル・モンフィス(フランス)か、第18シードのヤニク・シンネル(イタリア)と、準々決勝では第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)か、第10シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と当たる可能性がある。
第2シードのメドベージェフは、1回戦で世界37位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦。2回戦では世界55位のトミー・ポール(アメリカ)と、3回戦では第32シードのビッグサーバー、ライリー・オペルカ(アメリカ)と、4回戦では元世界3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)かクレーで5回の優勝を遂げているクリスチャン・ガリン(チリ)と、準々決勝では第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦の可能性。
第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は1回戦で、先日ジュネーブでフェデラーを破りベスト4に進出したパブロ・アンドゥハル(スペイン)と対戦。その後は3回戦で元世界9位のファビオ・フォニーニ(イタリア)、4回戦ではジュネーブで優勝した第15シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、準々決勝ではズベレフとの対戦となる見込みだ。
ドローセレモニーに際し「全仏オープン」会場のローランギャロスで、最多記録である13回優勝の偉業を讃えて、高さ約3mのナダルの像がお披露目された。ナダルが力強いフォアハンドストロークを放った後の姿を刻んだこの像は、今年14回目の優勝を見守ることになるだろうか。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」での錦織圭
(Photo by Baptiste Fernandez/Icon Sport via Getty Images)