まさかと思う場所にもスケートパークは存在するスケートボードはワールドワイドだ。スケートボードは比較的初期投資も安く済み、気軽に簡単に楽しめるため、最近は世界各国でスケートボーダーの姿を見かけることができる。4つのウィールを付けた木製のボード…

まさかと思う場所にもスケートパークは存在する

スケートボードはワールドワイドだ。スケートボードは比較的初期投資も安く済み、気軽に簡単に楽しめるため、最近は世界各国でスケートボーダーの姿を見かけることができる。
4つのウィールを付けた木製のボードとスムースな地面さえあれば、パーティスタートだ!
この世の中にはスケートパークのような人工のスポットや、自然が生み出したスポットなど、様々な “宝石” が眠る場所が存在するが、誰もスケートボードで乗り込もうとは思わないような辺鄙な場所にもスポットやパークが存在する。これは、このスポーツがワールドワイドであることの証拠と言えるだろう。

モンゴル、北極圏、果てはナミビアの砂漠まで、世界の様々な場所に人生最高のセッションが楽しめる場所が用意されている。パーフェクトなスポットではないかもしれないが、ローカルライダーたちと最高の時間が過ごせるはずだ。
というわけで、今回はここ数年で我々が出会った、意外な場所に存在するスケートパークをいくつか紹介しよう。
インスピレーションの源になること間違いなしのこれらのスポットは、「どこへ行く時もスケートボードを忘れるな!」というナンバーワンルールを改めて教えてくれる存在でもある。

砂漠のミニランプ(ナミビア)

南アフリカの真上に位置するナミビアは、ナミブ砂漠とカラハリ砂漠が存在する乾いた国で、スケートトリップの目的地としてリスト上位に来ることはないかも知れない。しかし、都市部にはいくつかのストリートスポットが存在し、砂漠の中にもこのような人工ミニランプが存在する。

最北のスポット(スピッツベルゲン島)

ノルウェー・スヴァールバル諸島最大の島、スピッツベルゲン島で週末を過ごす可能性はかなり低いが、人生で何が起きるかは誰にも分からない。万が一、北極海に浮かぶこの島に向かうチャンスを得たならば、スケートボードは忘れずに持っていこう。

フレッシュなパーク(ヤンゴン)

ミャンマー・ヤンゴンにあるこのスケートパークは、スケートボードのイメージ向上のプロモーションと、スケートボード用の予算が存在しない地域に施設を建造することを目的とする団体、Community Collectiveによって2015年に建造された。非常に楽しいこのスケートパークは常に活気に溢れている。東南アジアの片隅にあるこのスケートパークには注目だ。

湖畔のシークレットスポット(ニカラグア)

このスポットは、四輪駆動でしかアクセスできないApoyo Lodgeの中に存在する。ニカラグア西部の自然保護区アポヨ湖畔に位置するこのロッジは、スケートスポットとしてはかなりレアだが、チコ・ブレネスが連れて行ってくれる場合は、荷物にスケートボードを入れておこう。

高地のスケートパーク(ボリビア)

ボリビアの首都ラパスに位置するPura Pura Skate Parkも、Community Collectiveによって建造されたスケートパークだ。110人を超えるスケーターと建築業者が力を貸し、標高3,600mに位置するこの街に貴重なスケートパークを提供した。高地の空気の薄さに慣れるまではある程度時間が必要だが、それは必要経費と思うことにしよう。