■5月16日/J1第14節 川崎フロンターレ2ー0コンサドーレ札幌(等々力) 等々力競技場で2年連続の勝利とならなかった…
■5月16日/J1第14節 川崎フロンターレ2ー0コンサドーレ札幌(等々力)
等々力競技場で2年連続の勝利とならなかったものの、王者・川崎フロンターレを苦しめたコンサドーレ札幌。
ペトロヴィッチ監督は、「川崎を相手に五分で渡り合えました」と札幌の選手をたたえたうえで、「両チームが素晴らしいゲームを見せてくれたと思います。サッカーの良さが詰まった緊張感のあるゲームを見せられた」と胸を張った。これまでサンフレッチェ広島、浦和レッズと率いて好成績を残してきた指揮官だけに、川崎としても一筋縄ではいかない相手だった。
その試合で、“ミシャ”が見せたのは、采配だけではなかった。その異常なほどに高いコミュニケーション力で、川崎イレブンの心を撃ちぬいて見せた。
前半が終了して後半を迎える際、ピッチに向かおうとする川崎の登里享平を見かけるや、呼び寄せてハグ。さらに谷口彰悟や三笘薫も呼び止めてグータッチをして話しかけてみせた。
試合終了後、鬼木達監督がペトロヴィッチ監督にあいさつをしようと札幌ベンチに向かうが、ペトロヴィッチ監督は多くの人と話をしてなかなか鬼木監督の番が回ってこない。最初は待っていた鬼木監督も、その会話を切って話しかけなければいけないほど、ミシャはコミュニケーションを大事にしていた。
■どちらの指揮官か分からないほど柔和な笑顔
試合後、指揮官同士があいさつをすることはよくあることだし、グータッチをして時に一言二言の会話をすることもある。しかしペトロヴィッチ監督は鬼木監督に対して熱くハグ。これには鬼木監督も笑顔でハグのお返しをしてしまうほどだった。
ペトロヴィッチ監督は、他にも多くの川崎の選手とコミュニケーションを取っていた。その際、驚くほど柔和な笑顔で話しかけており、その場面だけ見るとどちらの指揮官か分からないほど。ただし、これはこの試合だけに限ったことではない。試合のたびにこうした光景が見られる。
もし、札幌の試合を観に行くときは、ミシャの“マンマーク攻勢”にも注目してほしい。