レオ・メッシは、非常に難しいシーズンでの二冠(国王杯、リーグ)達成に高いモチベーションを持っていた。 シーズン初めには退…
レオ・メッシは、非常に難しいシーズンでの二冠(国王杯、リーグ)達成に高いモチベーションを持っていた。
シーズン初めには退団騒動によって、心身共に落ち着かない日々が続いたものの、メッシのコンディションは徐々に復調していった。
それに加えて、前会長バルトメウの辞任もあって、新会長には親交が深いジョアン・ラポルタが復帰し、チャンピオンズリーグ敗退はあったものの、チームは更に軌道に乗った。
だからこそ、彼は昨日、シウダ・デ・バレンシアでとてつもない「失望」を味わったのだ。
前節アトレティコ・マドリー戦のスコアレスドローに続いて、レバンテ戦では2度のリードを守りきれず、3-3の引き分けに終わってしまった。試合終盤のセルヒオ・レオンの同点ゴールは、アルゼンチン人の中にある何かを壊したのだ。
目標である二冠達成の可能性が確実に指の間をすり抜けてしまったと感じたのであろう。
リーグ戦の結果が出るまで、将来についての発表や正式な交渉を控えていたメッシは、全力で挑む必要があることを自覚していたが、その夢は潰えかけている。
レバンテ戦では試合終了直後の相手コーナーキックの際に、できるだけ早くドレッシングルームに向かおうと、プレーに背を向けてこっそりと歩いていた。
レバンテの監督パコ・ロペスと挨拶を交わし、そのままトンネルに向かったのだった。