国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが開幕 女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが6日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で開幕した。菊地絵理香(フリー)が5バーディー、1ボギーの68…

国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが開幕

 女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが6日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で開幕した。菊地絵理香(フリー)が5バーディー、1ボギーの68で回って4アンダー。ホールアウト時点で暫定首位発進した。

 菊地は前半3番でボギーを叩いたが、直後の4番でバーディー。後半も13番でも一つ伸ばすと、15番から3連続バーディーだった。15番は残り65ヤードからピン手前2メートルにつけ、16番はピン左9メートルのパットをねじ込んだ。ラウンド後に会見ではこう振り返った。

「朝までしっかり雨が降っていてグリーンは止まると思っていた。ピンを狙っていいのかなと。4アンダーはかなり上出来です。ショットの感触は凄くいい。今週、アイアンの音も凄くいい感じです。そのイメージがあったので距離のジャッジもしやすかった。難しい位置につけなかったので、ストレスなく今日はできたかなと思います。楽しくプレーできた」

 夫の新岡隆三郎キャディーは、前週男子ツアーの岩田寛を担いで優勝。新岡さんが何度も担いだ上田桃子も女子ツアーを制した。菊地は「ご飯いる?」と連絡し、赤ワインを用意。自身は飲まなかったが、“祝杯”をあげた。この日は指輪をつけてプレー。「深い意味はないですよ。あまり触れないで(笑)」と話した。

 今年は初戦で6位、3戦目で7位。17年3月以来のツアー通算4勝目に向けて好プレーだ。「(夫の)良い運に私も乗っかりたいなという感じはある。先週、岩田さんも、桃子さんも優勝されたので、初日をいい位置で終えたいと思っていた。どの試合も一生懸命やっていますし、こういう速くて硬いグリーンは好き。難しいコースだと楽しめる。きちんとアンダーで回れるイメージを作ってラウンドできたら」と先を見据えた。(THE ANSWER編集部)