インテルのアントニオ・コンテ監督が、波乱を巻き起こした欧州スーパーリーグ(ESL)構想に言及している。『フットボール・イ…

インテルのアントニオ・コンテ監督が、波乱を巻き起こした欧州スーパーリーグ(ESL)構想に言及している。『フットボール・イタリア』がコメントを伝えた。

18日にインテルを含む12クラブが一斉に参加を表明したことで表面化したESL。しかし、それらのクラブのファンやサポーターを中心に、選手や関係者などから批判の声が相次ぎ、発表からわずか2日後に半数を占めていたプレミアリーグの6クラブが挙って脱退を決定。それに追随するように、インテルも21日に辞退する旨の声明を公表していた。

22日現在で、ESLに参画しているクラブはレアル・マドリーとバルセロナのみ。サッカー界を揺るがした世紀の大計画にコンテ監督も言及。反対の意を示したうえで、UEFAに対して権利などの再考を促した。

「必然的に飛び込んでくる全てのニュースを耳にしたよ。スポーツに関わる一人の人間として、私は決して伝統を忘れてはならないと思っている。これは畏敬されるべき歴史なのだ」

「スポーツへの情熱を忘れてはいけない。何よりも、スポーツは実力主義でなければならない。我々は勝つために、そして何かを得るために戦うのだ。実力主義は常に何よりも優先されるべきものだ」

「とはいえ、今回起きたことは全て、UEFAという組織を正しく反映したものでもある。彼らは大会を支配し、すべての権利を奪ったうえで、その最小限の部分しかクラブに還元しない」

「選手たちは、レモンのようにぎゅうぎゅうに詰め込まれた試合日程の中でほとんど何も得られない。組織はより適した報酬を考慮する必要がある。監督や選手に投資しているのはクラブなのだから、より多くの収益のを受け取るべきだ」

「例えば“10”得たとして、その内の“7”を自分たちの懐に収め、残りの“3”だけを分配するなんて本当にフェアじゃない。私はこの配分を再考すべきだと考えている」