かつてマンチェスター・ユナイテッドの監督を務めたサー・アレックス・ファーガソン氏が欧州スーパーリーグの新設を危惧した。イ…

かつてマンチェスター・ユナイテッドの監督を務めたサー・アレックス・ファーガソン氏が欧州スーパーリーグの新設を危惧した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

欧州スーパーリーグとは初代会長に就任したレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が主導となり、欧州のメガクラブが一同に会して争われる新たなコンペティション。18日に各国メディアが報じたところによれば、15チームを固定した上で、前季成績に応じて5クラブを追加した20チーム制の大会になる見込みだという。

その動きに各方面から批判的な声が挙がっており、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)を主催するUEFAは公式化される数時間前に反対意思とともに、参加クラブに厳しい処分を科す方針を声明で発表。FIFAも全面的に反対する声明を出しており、欧州スーパーリーグの本格稼働に向けて大揉め必至の様相を呈している。

そんな欧州スーパーリーグ構想について、26年間のユナイテッド監督時代に38個のトロフィーを掲げ、フットボール史に残る名将の1人として後世に語り継がれるファーガソン氏は何を思うのか。『ロイター』で見解を示した。

「スーパーリーグの話は70年の欧州クラブフットボール史から遠ざかることを意味するものだ」

「私が60年代に選手として地方チームのダンファームリンでプレーしているときも、アバディーンで監督としてUEFAカップウィナーズカップを制覇したときも、スコットランドの小さな地方クラブからすれば、エベレストに登るようなものだった」

「エバートンは5億ポンド(約750億6000万円)をかけて新しいスタジアムを建設して、CLの舞台に立つという野望を抱いている。世界中のファンたちは今の大会のありのままを愛しているのだ」

「私がユナイテッドにいた当時の我々は4度にわたり、CLの決勝を戦ったが、いつだって特別な夜だった」

「マンチェスター・ユナイテッドがこの件に関与しているか否かはわかりかねる。私はその件の決定プロセスに関わっていないからだ」