マスターズ最終日、松山が日本男子初の海外メジャー制覇 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山英樹(…

マスターズ最終日、松山が日本男子初の海外メジャー制覇

 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山英樹(LEXUS)が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで初優勝。日本男子初の海外メジャー優勝、アジア人初のマスターズ制覇を成し遂げた。

 松山は8、9番で連続バーディーを奪うなど、2位との差を5打に広げて前半を終える。後半15番パー5で2打目がグリーンをオーバーし、池に入れてしまいボギー。16番もボギーとしたが、正念場の17番はパーセーブ。最終18番はボギーだったが、リードを守り切った。スタンディングオベーションを送られた松山。感極まった表情を浮かべた。

 日本人男子初の快挙を、マスターズ公式ツイッターも速報。ウイニングパットの動画を公開するとともに、日本語と英語で「ヒデキ・マツヤマ。2021年マスターズチャンピオン」と投稿の文面に祝福をつづった。PGAツアー公式ツイッターも「ヒデキが歴史を作った! マツヤマがマスターズで優勝し日本人初のメジャー王者に」と文面で伝えている。

 松山はマスターズ10度目、海外メジャー33度目の出場。米ツアーでの優勝は2017年のブリヂストン招待以来、4年ぶり通算6勝目だった。2位は9アンダーでウィル・ザラトリス(米国)だった。(THE ANSWER編集部)