ドイツ2部のザンクト・パウリに所属する元日本代表FW宮市亮(28)の去就について、クラブの幹部が言及した。ドイツ『ビルト…

ドイツ2部のザンクト・パウリに所属する元日本代表FW宮市亮(28)の去就について、クラブの幹部が言及した。ドイツ『ビルト』が伝えた。

これまで、アーセナル、フェイエノールト、ボルトン、ウィガン、トゥベンテと渡り歩き、2015年7月にアーセナルからザンクト・パウリへと活躍の場を移した。

しかし、キャリアを通じてケガと切っても切れない縁がある宮市はザンクト・パウリ加入後に左ヒザ前十字じん帯を断裂。2017年6月には右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負うなど、ヒザを何度も負傷していた。

その宮市も2019-20シーズンはケガなく開幕を迎え、レギュラーとしてプレー。ブンデスリーガ2部で29試合に出場し1ゴール7アシストを記録。チームでも重要な役割を担っていた。

しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断明けの5月にヒザに違和感を覚えると、そのまま離脱。今シーズンもピッチには一度も立っていない。

左ふくらはぎを痛めて離脱していた宮市だが、トレーニングに復帰を果たスト「ようやくまたサッカーができるようになりました。再びチームと一緒にトレーニングできることを嬉しく思います」と復帰に安堵。「思ったよりも時間がかかりました。でも、恥骨の炎症については知らなかったんです」と語り、恥骨炎を患っていたことは後で気がついたと明かした。

その宮市はかつてのスピードを取り戻すなど順調に回復している一方で、ザンクト・パウリとの契約はこの6月で満了を迎えることとなる。

未だ復帰できていない宮市だが、クラブのスポーツディレクター(SD)を務めるアンドレアス・ボルネマン氏が宮市について言及。復帰には慎重になるべきだとした。

「リョウは長い困難な旅に出ていた。今シーズンのブンデスリーガ2部で出場できるかどうかは予測が難しい。彼が負荷が増えることで、どう対処できるのかを見極める必要がある」

また、契約についても「我々はオープンに議論できることを示している」とコメント。宮市の能力については高く評価している一方で、ケガの多さがクラブとしてのプランの邪魔をしていると難色を示した。

「リョウが健康な時、誰もが彼の並外れた能力について理解している」

「ただ、残念ながら過去数年間は起用できないことがよくあった。これは計画としては理想的ではない」

アーセナルからドイツに渡って気がつけば6年が経過しようとしている宮市。稼働率は高くなく、多くの時間を治療に費やしてきたが、可能であればクラブに残りたい意向があるようだ。

「僕はクラブが好きです。でも、将来がどうなるかはわかりません、今はピッチに集中しなければならないです」

「残るチャンスがあるならば、そうしたいです。僕たちにとって、ハンブルクは第二の故郷のようなものです。ここにいることを楽しんでいます」

今季中の復帰を目指して調整を続ける宮市。再びピッチを駆け回る姿を見せ、クラブにアピールできるかに注目だ。