プレミアリーグ第28節、マンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが14日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームの…

プレミアリーグ第28節、マンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが14日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが1-0で勝利した。

 

ユナイテッド(勝ち点54)は前節、首位のマンチェスター・シティとのダービーに2-0で完勝し、2位キープに成功。ただ、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではミランをホームで迎え撃った中、18歳FWアマド・ディアロの初ゴールで先制も、後半ラストプレーでアウェイゴールを奪われて消化不良の1-1のドローに終わった。

 

1試合未消化ながら5位に付ける難敵のウェストハム(勝ち点48)をホームで迎え撃った上位対決ではミラン戦から4人を変更。最終ラインではテレスとバイリーに代わってショーとリンデロフ、マティッチとマルシャルに代わってフレッジ、ラッシュフォードが起用された。

 

グリーンウッドを最前線に置き、右にダニエル・ジェームズ、左にラッシュフォードを配置したユナイテッド。対するウェストハムはボーエンとアントニオを前線に置いた守備的な[5-3-2]の布陣でスタートした。

 

試合は互いに慎重な入りを見せたことで、中盤での潰し合いが続くクローズな展開に。ボールを握ったホームチームだが、5人の最終ラインの前にライス、スーチェク、ノーブルと屈強な3センターハーフが門番を務めるアウェイチームの堅守に手を焼く。

 

互いに決定機まで2手、3手足りない状況が続く中、25分にはユナイテッドにようやく決定機。右サイドに流れたグリーンウッドからの正確なクロスをファーに走り込んだラッシュフォードが頭で合わせにいくが、これをミートすることができない。続く30分にはボックス左で浮き球を収めたグリーンウッドが高速クロスを入れるが、これはGKファビアンスキに対応される。

 

何とか前半のうちにゴールをこじ開けたいホームチームは37分にこの試合最大の決定機。GKヘンダーソンからフレッジ、ブルーノ・フェルナンデス、グリーンウッドと3本の縦パスを繋いでボックス手前で仕掛けたグリーンウッドが左足のシュートを枠の左隅へ飛ばすが、ここはGKファビアンスキのビッグセーブに遭い、ボールは左ポストを叩いた。

 

前半にウェストハムのシュートを0に抑え込んだユナイテッドだったが、0-0のイーブンで後半をスタート。[4-1-4-1]に並びを変更したアウェイチームを引き続き押し込んでいくと、意外な形から先制点が生まれた。

 

53分、右CKの場面でキッカーのB・フェルナンデスが右足インスウィングで入れたボールをマクトミネイが頭で触ると、後方に流れたボールがDFドーソンに当たって大きくコースが変わりゴールネットを揺らした。

 

一方、守備的に戦いながらもオウンゴールで先手を許したウェストハムはすぐさま戦い方を切り替えてここから反撃に転じていく。アントニオの馬力を生かした仕掛けで相手陣内深くまで侵攻し、アントニオ、ボーエン、スーチェクと続けざまにシュートを放つが、これは相手のブロックに阻まれる。

 

相手が前に出てきたことで、早い時間帯に追加点を奪って勝ち切りたいユナイテッドは60分、B・フェルナンデスがボックス手前から鋭いミドルシュートを放つが、枠の左を捉えたシュートはGKファビアンスキの好守に遭う。

 

守護神のビッグセーブで望みを繋いだウェストハムは62分にノーブル、ベン・ジョンソンを下げてランシーニ、ベンラーマと攻撃的なカードを2枚切る。そして、やや疲労が見え始めたホームチームを押し込み、際どいクロスを入れていくが、なかなか枠内シュートに繋がっていかない。

 

その後も拮抗した展開が続く中、77分には再びユナイテッドにビッグチャンス。ラッシュフォードとグリーンウッドの快足コンビによるロングカウンターからボックス手前まで運んだグリーンウッドが左足の鋭いシュートを放つが、これも左ポストに阻まれた。

 

試合終盤にかけても白熱の攻防が繰り広げられたが、互いに疲労の影響が色濃く最後の精度を欠いたことでこれ以上スコアが動くことなくタイムアップ。4試合連続クリーンシートの堅守で難敵ハマーズに競り勝ったユナイテッドがリーグ2連勝で2位の座をがっちりと守った。