13日・14日、「2020年度パラクライミング日本選手権大会(2020年度パラクライミングジャパンシリーズ第2戦)」が広島県福山市の「エフピコアリーナふくやま」で無観客開催された。 西日本では初の開催となったパラクラミング日本選手権には、…


 13日・14日、「2020年度パラクライミング日本選手権大会(2020年度パラクライミングジャパンシリーズ第2戦)」が広島県福山市の「エフピコアリーナふくやま」で無観客開催された。

 西日本では初の開催となったパラクラミング日本選手権には、世界選手権2019のメダリストなど各地からトップクラスのパラクライマーが集まった。



 競技はトップロープ形式で行われ、到達高度で順位を決定。カテゴリーは「視覚障害」「切断(上肢・下肢)」「神経障害」「オープン(その他の障害)」に大別され、さらにパラリンピックの基準に準じ、それぞれの障害の程度に応じて細分化されている。

 パートナーとなるナビゲーターからの指示を参考に手がかり足がかりを探しながら登る「視覚障害」のB1男子では世界選手権4連覇中の小林幸一郎が制するなど、全14クラスで王者が決定した。大会の模様は、JPCA(日本パラクライミング協会)のYouTubeチャンネルで閲覧することができる。

<優勝者一覧>

[視覚障害]
男子B1:小林 幸一郎/NPO法人モンキーマジック
男子B2:會田 祥/三井住友海上あいおい生命保険(株)
女子B2:江尻 弓/東芝ウィズ(株)
男子B3:蓑和田 一洋/放送大学大学院
女子B3:前岡 ミカ/山村病院

[切断・下肢]
男子AL1:大内 秀之/(一社)フォースタート
男子AL2:結城 周平/-
女子AL2:渡邉 雅子/-

[切断・上肢]
男子AU1:大沼 和彦/土浦協同病院
男子AU2:安良岡 伸浩/東京勤労者医療会東葛病院

[神経障害]
男子RP2:岡田 卓也/ピアスショップワーク(株)
男子RP3:高野 正/朝霞市立朝霞第九小学校
女子RP3:吉田 桃子/(株)ピカ

[オープン]
女子:加賀 舞子/関西山行塾

※左から氏名、所属先

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