アン・ビョンフンの「11」は同ホール史上ワースト2番目の大叩き 男子ゴルフのプレーヤーズ選手権は11日、フロリダ州のTPCソーグラスで開幕。アイランドグリーンを擁する名物17番パー3で、世界ランク80位のアン・ビョンフン(韓国)が「11」の…

アン・ビョンフンの「11」は同ホール史上ワースト2番目の大叩き

 男子ゴルフのプレーヤーズ選手権は11日、フロリダ州のTPCソーグラスで開幕。アイランドグリーンを擁する名物17番パー3で、世界ランク80位のアン・ビョンフン(韓国)が「11」の大叩き。池ポチャを連発してしまう悪夢のような映像をPGAツアーが公開。米ファンからは同情の声が上がっていたが、本人は自虐的に振り返っている。

 パー3で11打。記録的な大叩きだった。アンは、1オーバーで迎えた17番で落とし穴にはまった。アイランドグリーンが名物の143ヤードのショートホール。ティーショットがグリーンに届かず池に落としてしまったのが悪夢の始まり。ドロップエリアからの第3打は約80ヤードの距離だったが、今度はグリーンに着弾させたものの止まらずオーバーし再び池に。同じ位置から打ち直した第5打もオーバーして池に入れてしまった。

 第7打もグリーンに着弾させたが、今度はショート。手前に戻るように転がってまたまた池ポチャ。第9打でようやくグリーンに乗せると2パット。4度池に入れ「11」を打ってしまった。

 アンの大叩きは、米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」でも取り上げられている。「アン・ビョンフンがTPCソーグラスの17番で11打の後、完璧なツイート」と題した記事では11打は17番ホール史上2番目の大叩きだったと伝えている。

 さらにアン自身がホールアウト後にツイートしていたことに触れ、「完璧なツイート。少し自虐的だ」と紹介。記事によると、米専門局「ゴルフチャンネル」の「17番で11打打つだろう友人をタグ付けして」というツイートに対し、自分で自分をツイートしているようだ。

 アンは「みんな人生の中で調子の悪い日はあるし、そこから学んで前進しなければいけない……。でも17番でのあれは、クソ酷いティーショットだったな……」と自虐的に振り返っている。数々のゴルファーが苦しんだ名物17番での大叩きが響き、アンは11オーバーで150位に沈んでしまった。(THE ANSWER編集部)