◆先週の血統ピックアップ・3/7 弥生賞ディープインパクト記念(GII・中山・芝2000m)  ダッシュよく先頭に立っ…

◆先週の血統ピックアップ

・3/7 弥生賞ディープインパクト記念(GII・中山・芝2000m)
 ダッシュよく先頭に立ったタイトルホルダーが後続の追撃を許さず逃げ切りました。父ドゥラメンテは昨年のファーストシーズンサイアーチャンピオンですが、重賞勝ちはライバルのモーリスに先を越されていました。今回の勝利で並んだことになります。

 この2頭は種牡馬に関するあらゆる指標で接戦を繰り広げており、まさに甲乙つけがたいといった様相です。タイトルホルダーのほかにアスコルターレ(マーガレットS、もみじS)、ファルヴォーレ(新潟2歳S-4着)、ジュンブルースカイ(東京スポーツ杯2歳S-3着)、キングストンボーイ(共同通信杯-4着)などを出しています。

 ドゥラメンテ産駒の脚質で特徴的なのは逃げ馬の成績がいいこと。芝で逃げた場合、23戦して[7-3-0-13]、連対率は43.5%。種牡馬ランキング上位クラスは、モーリスが35.5%、エピファネイアが34.8%、キズナが33.3%、ロードカナロアが36.6%と、おおむね30%台の半ばです。レース前からドゥラメンテ産駒の逃げが見えているときは重視すべきでしょう。

 タイトルホルダーは菊花賞で5着と健闘したメロディーレーン(父オルフェーヴル)の半弟。母の父モチヴェイターはサドラーズウェルズ系の英ダービー馬で、凱旋門賞を連覇した女傑トレヴの父。大レース向きの底力を伝えます。今回はスローの逃げが奏功したとはいえ、皐月賞やダービーでも軽く扱えない存在です。

 (文=栗山求)