5月28日に開幕する、アジア最大級の格闘技団体ONE開催の女子アトム級ワールドグランプリトーナメント。そのトーナメントに日本から参戦が決定している平田樹が5日、オンライン会見を行った。 (c)ABEMA・今すぐ読みたい→「諦めなけれ…

 5月28日に開幕する、アジア最大級の格闘技団体ONE開催の女子アトム級ワールドグランプリトーナメント。そのトーナメントに日本から参戦が決定している平田樹が5日、オンライン会見を行った。

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2月22日に行われた試合から2週間足らず。試合後は2、3回自らの試合を見返したという平田だが、改めて前回の試合をこう振り返る。

「良かった点は、そんなになかったですね。悪いものが出た試合。反省点しかないです。打ち込みはやっていましたが、完璧に出来ることが出来なかったです。自分にも期待していたし、もっと出来たんじゃないかなって思います。グランプリやタイトルマッチを目指すなかで、今まで通りの試合はしたくなかったですし、試せる試合だったので、自分の弱みを見せてしまった試合になってしまったのかなと思います。」

試合に勝利したものの、試合後の平田の表情に笑顔はなかった前回の試合。

練習の成果を出せたのかという問いに対して平田は

「打撃でと言っていたので、そこをこだわる訳ではないですが、やりたいと思っていたことは出来なかった。自分より相手を下に見ていたというか、余裕があったんだと思います。今日は自分の方が上だからと、余裕ぶっこいていた試合だったかもしれないですね。」

と、満足のいく試合内容ではなかっただけに、改めて反省の言葉を口にした。

自分の気持ちの強さをみてもらいたい

次戦のグランプリでは、女子アトム級ランキング1位のデニス・ザンボアンガや、元RIZINスーパーアトム級王者のハム・ソヒなど、強豪揃いとなるが、その中で興味がある選手について平田はこう話している。

「メン・ボー選手は興味があります。最近ずっと対戦したいと言ってきたので。これはもしかしたら?と期待しています。(メン・ボーと対戦したい理由について)打撃が強いというか、気持ちが強い選手なので、自分はそういう選手にどうやっていくのかなと思ったので。」

次戦までおよそ3ヶ月弱。今後の練習の取り組みについて平田は

「レスリングと打撃の練習は続けていきたいと思っています。四つで組んだら今までやっていた柔道が出ると思っているので、四つで組めない時の対策はしたいなと思っています。」

と、話したうえで、

「自分が1番下の人間なので、這い上がるだけだと思います。それで自分がどれだけがむしゃらに戦えるか、自分を試す機会かなと思います。そのなかで、こだわり過ぎない試合がしたいですね。判定勝ちは嫌だけど、勝ちたい気持ちもある。でもやっぱり一本かKO勝ちがしたいですね。(ファンに向けては)自分のファンは海外の人が多いので、大人しい試合よりかは、激しくぶつかり合う試合にしたいです。その辺の、自分の気持ちの強さをみてもらいたいなと思います。」

と、意気込みを口にした。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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