南米のラグビーファンにとって、また新たな楽しみが生まれた。 南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」挑戦2年目を迎えるアルゼンチンチームのジャガーズに、ウルグアイ代表のCTB/WTBニコラス・フレイタスが1年契約でスコッド入りしたのだ。昨季…

 南米のラグビーファンにとって、また新たな楽しみが生まれた。
 南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」挑戦2年目を迎えるアルゼンチンチームのジャガーズに、ウルグアイ代表のCTB/WTBニコラス・フレイタスが1年契約でスコッド入りしたのだ。昨季はアルゼンチン代表選手と同国の若手有望株のみで編成していたジャガーズだが、フレイタスは非アルゼンチン選手として初めてジャガーズのメンバーとなり、ウルグアイ人初のスーパーラグビープレーヤーとして歴史に名を刻む。

 モンテビデオのクラブチームに所属しているフレイタスは現在23歳で、2015年のワールドカップには出場しなかったが、ウルグアイ代表として12キャップを持つ。昨年はテストマッチ9試合に先発しており、ロス・テロス(ウルグアイ代表の愛称)の将来を担う若手選手だ。ウルグアイ代表のエステバン・メネセス ヘッドコーチがジャガーズ指揮官のラウール・ペレスに推薦してスコッド入りにこぎつけ、ウルグアイ協会とも契約を交わしたフレイタスへの期待は大きい。

 ジャガーズは昨年、優勝争いに加わるかと思われたが、日本チームのサンウルブズにも敗れるなど4勝11敗で13位という成績に終わっており、捲土重来を期する。