レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が、プレミアリーグでのドローに納得感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。…

レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が、プレミアリーグでのドローに納得感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。

レスターは3日に行われたプレミアリーグ第29節で、バーンリーと対戦。前節のアーセナル戦ではFWハーヴェイ・バーンズが負傷交代するなど、多数のケガ人を抱えるチームは開始4分で失点。34分にFWケレチ・イヘアナチョが豪快なボレーシュートを決めて同点に追いついたが、その後は得点が奪えず1-1のドローに終わった。

この結果、レスターは公式戦3試合未勝利。依然として3位の座はキープしているものの、他チームの結果次第では肉薄されることとなり、3位陥落の危機に立たされている。

ロジャーズ監督は試合後のインタビューに応じ、ドローは公平な結果だったとコメント。難敵相手との厳しい戦いだったと、試合を振り返っている。

「おそらくこの勝ち点1は妥当な結果だったと思う。我々は上手く試合に入れなかった。しかし、(失点後は)試合に戻ることができたと思う。良いメンタリティやチームとしての精神力を見せ、素晴らしいゴールを決めた」

「我々はいくつかのプレッシャーに耐える必要があった。バーンリーはボックス内に多くのクロスを入れてきた。彼らは深い位置でプレーしていたが、我々は非常によく守っていたと思う。後半になるにつれ、突破口を開けるようになってきた」

「3バックでスタートしたが、後半最初の15分間でバーンリーがサイドを利用し始めたと感じた。ボールを支配しない限り、中盤の選手の負担が増すことを考えて[4-3-3]に変更した。おかげで、ある程度ゲームをコントロールできるようになったと思う」

「我々は良い瞬間を見せたが、もっとその時間を増やして、パスもより正確にする必要があった。ただし、全体的には勝ち点1点を獲得したおかげで、次の試合に進むことができる」

また、ロジャーズ監督はこの試合で何度もチームを救ったGKカスパー・シュマイケルに言及。世界最高クラスのGKだと守護神を絶賛している。

「彼はトップクラスのGKだ。私がここに来てから、ゴールになりそうな瞬間は何度もあったが、その度に彼がセーブをしてくれた。それが本当のトップGKとそうでないGKの違いであり、彼は世界最高のGKと肩を並べる存在だと思っている」