マキロイらが赤黒ウェアでプレーする様子にウッズ本人も感激 米男子ゴルフツアー、世界選手権シリーズ初戦のWGCワークデイ選手権は2月28日(日本時間3月1日)、最終日が行われた。自動車事故で重傷を負ったタイガー・ウッズ(米国)へエールを送るべ…

マキロイらが赤黒ウェアでプレーする様子にウッズ本人も感激

 米男子ゴルフツアー、世界選手権シリーズ初戦のWGCワークデイ選手権は2月28日(日本時間3月1日)、最終日が行われた。自動車事故で重傷を負ったタイガー・ウッズ(米国)へエールを送るべく、多くの選手がウッズのトレードマークでもある赤と黒の勝負ウェアに身を包みプレー。実際の様子をPGAツアーが公式SNSで公開すると、海外ファンの反響を呼んでいたが、ウッズ自身も感激しているようだ。自身の公式ツイッターを更新し「どれだけ感動したか」と綴っている。

 タイガーよ、戻ってきてくれ――。戦友たちがそんな気持ちをウェアに込めた。メジャー優勝4度の名手ロリー・マキロイ(英国)はナイキの黒いキャップに赤のウェア、黒いパンツで最終日に臨んだ。

 ほかにもトニー・フィナウ(米国)や、トミー・フリートウッド(英国)、ジェイソン・デイ(豪州)、キャメロン・チャンプ(米国)、パトリック・リード(米国)ら多くの選手がウッズの回復を願い、赤黒のコーディネートで最終日を戦った。

 コースのあちこちで見られたウッズを模したゴルファーたちの姿を、PGAツアーの公式インスタグラムでは「タイガーのために」と添えて実際の画像を公開。ファンの反響を集めていたが、ウッズも戦友たちの姿を目の当たりにし、こう記している。

「今日TVを見た時にみんなが赤色のシャツを着ていることが分かったとき、どれだけ感動したか。言葉で表現できないほどだった。ゴルファーもファンの皆さんも、本当に私の大変な時間を乗り越える為の助けになってくれている」

 手術を受け、回復へ向かっているウッズ。仲間たちから大きな力を得られたようだ。(THE ANSWER編集部)