22歳のケイショーン・デービスがカネロ前座で鮮烈デビュー ボクシングのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチは27日(日本時間28日)、パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)が挑戦者のアヴニ・…

22歳のケイショーン・デービスがカネロ前座で鮮烈デビュー

 ボクシングのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチは27日(日本時間28日)、パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)が挑戦者のアヴニ・ユルドゥルム(トルコ)を迎え撃つ。アンダーカードに登場した注目株も鮮やかにデビュー戦を飾った。東京五輪の金メダル候補と目されたケイショーン・デービス(米国)が2ラウンドにコーナーに追い詰めダウンを奪うと、ストップ勝ちする実際のシーンをスポーツチャンネル「DAZNボクシング」が公式SNSで公開。米ファンから喝采が起きている。

 また楽しみな逸材が現れた。デービスは圧力をかけ、相手をコーナーに追い詰めると強烈な右フック一閃。ダウンを奪った。立ってきた相手に対してジャブ、フック、ボディーとコンビネーションで畳みかけたところで、レフェリーが試合をストップした。

 22歳のデービスは2019年のパンアメリカン競技大会、世界選手権でともに銀メダルを獲得している元トップアマ。東京五輪でも金メダル候補と注目されていたが、プロ転向しこの日がデビュー戦だった。

 鮮やかなデビューを飾ったデービス。DAZNは「ケイショーン・デービスの成功したプロデビュー。未来は明るい」とキャプションをつけて、実際のKOシーンを公開。これに米ファンは称賛の声を上げている。

「素晴らしい才能」
「彼は次の王者だ」
「いい仕事した」
「本物が現れた」
「キレイに入った」
「鋭いな」
「彼はチャンピオン候補になりそうだ」

 カネロの前座でインパクトを残した22歳。プロの舞台でどんなキャリアを積み上げていくのか楽しみだ。(THE ANSWER編集部)