現チェルシーの監督、トーマス・トゥヘルは、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦を前にした記者会見で、PSGを指揮していた昨夏にルイス・スアレスとの契約を試みたことを認めた。 「彼はバルセロナを去る可能性があった。我々は努力したが、…

現チェルシーの監督、トーマス・トゥヘルは、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦を前にした記者会見で、PSGを指揮していた昨夏にルイス・スアレスとの契約を試みたことを認めた。
「彼はバルセロナを去る可能性があった。我々は努力したが、彼はスペインに残り、アトレティコと契約することを好んだ」
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ルイス・スアレスはリスボンでのチーム崩壊を受けて改革を決断したFCバルセロナに“不要”と見なされた。退団が迫ったことで、彼の将来についての憶測や噂が飛び交う激動の時代が幕を開けた。
PSGやユヴェントスのようなチームの軌道の中で、ウルグアイ人は首都マドリードでプレーする決断を下した。元リヴァプールの選手は、600万ユーロと出来高が組まれた移籍金でワンダ・メトロポリターノのクラブと2年契約を結んだ。元アスルグラナは、283試合に出場して195ゴールを記録し、クラブ史上3番目のスコアラーとしてカタルーニャの地を去った。
「世界屈指のストライカーとの契約に興味を持っていた。天性のストライカーだと思う。彼はストライカーに必要な全てのクオリティーを持っている。常に“点を取りたい、点を取りたい、点を取りたい”という意欲を見せている。我々は彼の資質を知っているし、彼を止めようとするだろう」と、今のチェルシーのボスは語った。
パリの首都でネイマールとバルセロナの元チームメイトが再会していた可能性があった。「それは事実だった。パリのシャツも似合っていたかもしれないが、今は状況が違う。考えるだけ無駄だよ。おそらく彼は何も考えないだろう」とトゥヘルは語っている。
ルイス・スアレスのアトレティコ・マドリーは23日(日本時間24日5時)にチャンピオンズリーグ・ラウンド16の1stレグでトーマス・トゥヘル率いるチェルシーを迎え撃つ。
アトレティコはリーガエスパニョーラのレバンテとの2連戦で引き分けと敗北を喫したことで、レアル・マドリーとFCバルセロナの追撃を受けている。その躍動感と負の感情に加えて、試合はブカレスト(ルーマニアの首都)で行われる。イギリスからの渡航を制限する政府の規制により、最適な条件で試合を行うための代替案を見つける必要があった。