FCバルセロナのスポーツ部門は、アレクサンデル・イサクに近づいている。『ESPN』によると、センターフォワードの獲得が次期会長の優先事項の一つとなっていることから、バルサがレアル・ソシエダの若手ストライカーへの注目を強化しているという。 欧…

FCバルセロナのスポーツ部門は、アレクサンデル・イサクに近づいている。『ESPN』によると、センターフォワードの獲得が次期会長の優先事項の一つとなっていることから、バルサがレアル・ソシエダの若手ストライカーへの注目を強化しているという。
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現在の理事会にはサインする権限はないが、アスルグラナのスカウトは2020年10月からラ・レアルでのイサクのパフォーマンスを分析し始めた。実際、ラモン・プラネス率いる現在のスポーツ部門は、新会長から承諾を得る潜在的なサインを求めて市場を走り回っている。
21歳のスウェーデン代表FWは、レアル・ソシエダでの1年目で16ゴールを記録、今季はリーガエスパニョーラ20試合で12ゴールをマークしている。今季はやや一貫性のないスタートを切ったのは事実だが、ここ6試合で9ゴールを記録し、先週末のアラベス戦ではハットトリックを決めた。
このレポートは見通しが良く、カンプノウへの適応を容易にするであろう若さとラ・リーガでの経験を強調しているが、ボルシア・ドルトムントが操作を複雑にする可能性がある。ドイツのクラブは2019年にレアル・ソシエダにイサクを売却したが、今夏に期限が切れる3000万ユーロ(約38億円)の買い戻しオプションを保持していた。
バルセロナのスカウトに追われているのはスウェーデン人ストライカーだけではない。カタルーニャのクラブは、ベンフィカのダルウィン・ヌニェスにも目を付けている。このウルグアイ人ストライカーもイサクと同じ21歳だ。
バルサはアルメリア時代にヌニェスにアプローチした過去がある。今季から加入したベンフィカでは、32試合に出場して12ゴール9アシストと期待通りの活躍を見せている。
ブラウグラナの複雑な財政状況は、ヨーロッパの大物に対抗できなるものではない。そのためクラブは、エルリング・ハーランドやキリアン・エムバペのことを忘れざるを得ない状況になっている。