クラブ・アメリカに所属するメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアが衰えぬ反射神経を見せている。 2004年にメキシコの強豪…

クラブ・アメリカに所属するメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアが衰えぬ反射神経を見せている。

2004年にメキシコの強豪クラブ・アメリカでプロデビューしたオチョアは、国内屈指のGKとして、アジャクシオやマラガ、スタンダール・リエージュなど、ヨーロッパのクラブでも活躍した。またメキシコ代表として出場した2014年ブラジル・ワールドカップでも好セーブを連発し、注目を集めた。

2019年夏からは古巣クラブ・アメリカに復帰したオチョアだが、21日に行われたリーガMX後期第7節のアトラス戦でもスーパーセーブを見せた。

クラブ・アメリカ1点リードで迎えた47分、左サイドからクロスが上がる。これはDFセバスティアン・カセレスが相手の前に入りカットするも、クリアし損ねたボールが自陣ゴールへ。あわやオウンゴールから思われたところ、オチョアが驚異の反射神経をみせ、何とかライン外に逃れた。

自身の決定的ミスを防いでくれたオチョアに対し、カセレスは感謝。予想外のピンチを迎えたオチョアはしばらくピッチから立ち上がれなかった。

試合はオチョアのセーブでリードを守ったクラブ・アメリカが1点を追加し、2-0で勝利。35歳になっても変わらぬ反応をみせるオチョアに対し、SNS上のサポーターからは「DFはオチョアに感謝すべき」「この男のワールドカップのパフォーマンスは忘れられない」「(ホルヘ・)カンポスの後継者」と称賛する声が多く挙がっている。