東京五輪・パラリンピック組織委員会は2月18日、理事会を開き、先日会長を辞任した森喜朗氏の後任として、橋本聖子氏を選出し…
東京五輪・パラリンピック組織委員会は2月18日、理事会を開き、先日会長を辞任した森喜朗氏の後任として、橋本聖子氏を選出した。
組織委員会は、「候補者検討委員会」を3回開いた中で、国際的知名度や組織運営能力など、5項目の観点から選考し、就任を要請。橋本氏はこれを受諾し、オリンピック・パラリンピック担当大臣を辞任し、組織委員会の会長となった。新会長となった橋本氏は、
「大変大きな重責を担わせていただくことになりました。官邸に行き菅総理に辞職願いを提出しました。国務大臣を辞職するというのは、私にとりましても大変大きな決意。その想いをしっかりと胸に抱きながら、開催まで残り5カ月あまりという中で、安心・安全に東京大会を運営しなければいけないと思っています。
何よりもコロナ対策が重要課題です。国、東京都とともにさらに連携を加速して、国民のみなさん、そして海外の方にも安心・安全の東京大会だと思っていただけるような体制をしっかりと整えていきたい」
と新会長として決意を話した。また、組織委員会の評議員会、理事会、合同懇談会において、男女平等を推進するチームを立ち上げることが決定していることから、橋本氏は、”その問題をスピード感をもってやらなければいけない。今月内にしっかりとした体制を築き、結果を出していく”と話した。