14日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)大会7日目。女子シングルス4回戦で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第14シ…

14日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)大会7日目。女子シングルス4回戦で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦。大坂は2本のマッチポイントを握られながらも、4-6、6-4、7-5のフルセットの末勝利し、2年ぶりのベスト8へ進出した。【関連記事】大坂なおみ 次戦相手ムグルッサとは「ずっと対戦したいと思っていました」【関連記事】ムグルッサ、大坂なおみとの4回戦「いい試合をしたい」。GS覇者同士が初対戦へ

第3セットも大坂のサービスゲームからスタート。序盤3ゲームはお互いにサービスゲームをキープし合う立ち上がりとなった。

第4ゲームで30-40とこのセットで両者通じて初となるブレークポイントを握った大坂だが、ここはしのがれてしまう。それどころか続く第5ゲームで15-40とされ、ピンチを迎えた大坂。ラリーを制して1本しのぐが、ダブルフォルトをしてしまい、ブレークを喫した。

ブレークされた直後の第6ゲームで大坂はなんとか食いついてデュースに持ち込むが、気迫のプレーをするムグルッサからブレークポイントを握ることができない。

諦めない大坂は第8ゲームで30-40とチャンスを作ったが、ムグルッサのワイドに切れるサーブ、そして外からねじ込んでくるショットに対応できず、ブレークすることができない。

第9ゲームの自身のサーブで2本のマッチポイントを握られるが、ここを耐えて望みを繋ぐ。すると相手のサービング・フォー・ザ・マッチで15-40のチャンスを作る。デュースまで粘られるも、大坂が土壇場でブレークバックに成功。

これで息を吹き返した大坂は第12ゲームでもブレークし、劇的な逆転勝利を飾った。

勝利した大坂は準々決勝でシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦する。スーウェイは第19シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)