浅倉にとって、自身2度目となるタイトルマッチへの挑戦かつ、相手は前回敗れた浜崎。

会見で浅倉は、

「浜崎さんが持っているベルトに挑戦させていただけることを嬉しく思います。皆さんがどう思っているか分からないですが、自分だけは絶対勝てると思っている。今回のチャンスをものにしてベルトを巻いて、女子の格闘技を自分が1番に引っ張っていきたいと思っているので応援お願いします。」と試合へ向けた意気込みを語った。

いつもは会見でも穏やかな表情で話す浅倉だが、この日「カンナスマイル」はなし。

記者からの「前回の対戦から実力差はどのくらい縮まったか?」という質問に対しても「試合を見てもらえればわかると思います」と回答するなど、緊張感が伝わってきた。

会見後、本誌独自のインタビューに応じてくれた浅倉。会見では聞かれなかった、今の心境や、ファンへの思いについて聞くことができた。

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ー昨年取材した際、「今年の目標はベルト争いに絡むこと」と話してくれました。昨年は新型コロナの影響もあり、それが叶わなかったなか、今回ようやくその機会がやってきました。改めて今の思いを聞かせてください。

「そこ(ベルト争い)を目標にずっとやってきて、去年はそこまで行けなかったですけど、こうやってベルトを持った浜崎さんと対戦できることは、凄く嬉しく思います。」

ー約2年4ヶ月前に行った前回のタイトルマッチから、ご自身色々な経験をし、試合数も重ねてきたと思います。そこから1番進化した部分はどこですか?

「前回は、まだ浜崎さんが強くて、ビビっていた自分がいました。今も強いなと思いますが、それよりも超えたいなという気持ちが大きい。そこは前回との大きな違いかなと思います。前は不安要素が多かったですが、今は楽しみとか、ワクワクの方が大きいですね。」

ー大晦日の試合から1ヶ月半ですが、前回の試合を終えて感じた自身の課題と、そこから1ヶ月半取り組んできたことを教えてください。

「大晦日の試合は、自分が冷静すぎちゃった部分があるので、そこは次戦では100%に持っていきたいなと思っています。大晦日のあとは、少し休んだあと、次の試合へ向けて、浜崎さん対策を重点的にやっています。前回の試合でこれができなかったから直そうというよりも、次の試合へ向けてという感じです。」

ー試合が決まって、今、気持ちとしてはドキドキ、ワクワク、不安、楽しみどの気持ちが1番強いですか?

「今は、本当楽しみです。自分がどれだけ伸びているか、自分を試さなきゃいけないところですし、みんなも楽しみだと思います。それプラス、このチャンスってなかなか来るものではないので、しっかりものにしたいという思いもあります。」

ー会見で、榊原CEOから、今回唯一の女子試合。この試合のレベルで、今後の日本の女子格闘界が決まるというようなことをおっしゃっていました。率直にその言葉を聞いて、どのように感じていますか?

「気合いは入りましたね。そう思ってもらえているんだと。女子でメインカードってなかなかないと思うので、そういった部分では、女子の格闘技すごいなって思ってもらいたいですし、メインをしっかり務められるような試合がしたいです。」

ープレッシャーはありますか?

「プレッシャーはありますけど、良いプレッシャーかなと思います。今回自分は挑戦する側なので、プレッシャーは多少掛かってても、挑戦の方が大きいので、戦いやすいかなと思います。」

ー浜崎さんとの2度目のタイトルマッチに向けて、ファンの方へメッセージをお願いします。

「まだまだ浜崎さんの方が強いんじゃないかって思っている人が沢山いると思うんですけど、ベルトを巻くためにここまでやってきました。しっかりと結果が出るように残り期間練習をやっていこうと思っているので、楽しみに試合を待っていて欲しいなと思います。」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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[文/構成:ココカラネクスト編集部]