ナイキから手をまったく使わずに履ける、斬新なシューズが登場する。その名もナイキ ゴー フライイーズ。昨年、ユニバーサルデザインのナイキ エア マックス 90 フライイーズが発表され話題を呼んだが、新作はさらに進化!


ナイキ ゴー フライイーズ ¥13,000+税

ナイキ ゴー フライイーズに搭載されたナイキ フライイーズシステムは「障がいをもつアスリートの意見や思いを受けて、あらゆる能力のアスリートに役立つスマートで優れたデザインのシューズを作る」という明確な設計理念に基づいて開発されている。

今回のシューズの発表に先がけてベベ・ヴィオの愛称で有名な車イスフェンシングの選手、ベアトリーチェ・ヴィオさん(リオパラリンピック金メダリスト)は次のようにコメントしている。

「いつもはシューズを履くのにとても時間がかかります。ナイキ ゴー フライイーズがあれば、足を入れて、その上に体重をかけるだけで大丈夫。これは障がいのあるアスリートに限らず、あらゆる人のリアルな生活にも活用できる新しいテクノロジーです」(ヴィオ)

ベベ・ヴィオといえばパラスポ+!でも紹介した「ノーバリアゲームズ」の元になるイベントを開催したり、メゾンブランド「ディオール」のキャンペーンに登場するなど、メディアへの露出も多いインフルエンサー。ナイキ ゴー フライイーズもベベが好きそうなハッピーなカラーリングから、スタイリッシュに履けるダークトーンのマルチカラー、ブラックまで3タイプの展開。


ナイキ ゴー フライイーズ 各¥13,000+税

特許出願中の双安定性ヒンジ(ちょうつがい)とミッドソールのテンショナー(張力調整装置)によって、手を使わずに脱着できる。

ベベの説明通り、ナイキ ゴー フライイーズは大きく開いた開口部に足を入れると体重の重みでヒールパートが足にフィット。少し浮いたソールも安定するという仕組み。このスムーズな動作を可能にするの双安定性ヒンジ(ちょうつがい)とナイキ ゴー フライイーズ テンショナー(張力調整装置)の機能だ。


ソールの中央には切れ込みがあり、屈曲性を高めている。

脱ぐときもヒールの張り出した部分につま先を添えるだけで簡単に脱ぐことができる。改良されたテンショナーのおかげで、フィット感が高まり、足だけでシューズの脱ぎ履きをすることもさらにラクにアップデートされた。


シューレースなしでもフィット感抜群のスリッポンデザイン。

デザインもスタイリッシュで履くのが楽しくなる一足に仕上がっている。パラアスリートのためはもちろん、誰にでも歓迎されるユニバーサルデザインシューズとして大注目!

ナイキ ゴー フライイーズは、2021年2月15日(月)より一部のナイキ メンバーに招待制で発売を開始し、2021年後半に一般販売予定。

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