マテウス・フェルナンデスを取り巻く謎は続く。昨シーズン途中にパルメイラスから500万ユーロでバルセロナに到着(半年間バジ…
マテウス・フェルナンデスを取り巻く謎は続く。昨シーズン途中にパルメイラスから500万ユーロでバルセロナに到着(半年間バジャドリードへローン)したブラジル人MFは、ロナルド・クーマンの目には映っていない。彼が出場したのは、0-4とすでに試合の行方が決まったディナモ・キエフ戦の17分間のみである。
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選手不足を重なり9試合に招集されているが、コルネジャのようなセグンダBの相手でさえ出場機会が与えられることはなかった。オランダ人監督にとっては厄介な存在であり、この冬のマーケットで出ていくのが理想的ではある。2019-20シーズンの年次財務報告書において12億ユーロ(約1510億円)にも上る負債額を公表したクラブにとって、余剰戦力を現金化することは必要不可欠である。
■移籍先は?
ブラジルからやってきた若者は、ここ1年継続性とは無縁である。昨年2月からのバジャドリードでのローン移籍では3試合(166分)にしか出場していない。22歳の選手にしてみれば、出場機会を得られずに1年半を過ごすのは酷だろう。
クラブと選手の双方が退団の方向で合致している今、SPORTは、グレミオがマテウスに興味を持っているという情報を入手した。ポルト・アレグレのクラブは、元パルメイラスの選手をローンの形で獲得することに興味を持っている。「陽気な港」という意味を持つ美しい街のチームは、コパ・リベルタドーレスを3度優勝した名門である。バルサもアルトゥーロ・メロを獲得した経緯もあり、グレミオとはと良好な関係を持っている。フェルナンデスのために何がベストか考えるべきだろう。この点では、彼の素質が非常に重要になるだろう。