今年最初のグランドスラム、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/…

今年最初のグランドスラム、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子21日・女子20日/ハードコート)のためにオーストラリアに集結した選手たちは、そこで2週間の隔離期間を過ごしている。ホテルの部屋の中での壁打ちや筋トレは多くの選手たちが行っているようだが、なかなか独創的な時間の使い方をしている選手もいる。米テニスメディアTennis.comが報じた。【実際の動画】これはすごい!選手が隔離中にピタゴラスイッチ

ダブルスランキング世界14位のエドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)は、テニスボールがコロコロと走っていくピタゴラ装置を作ったのだ。1月20日に投稿された動画では、窓辺でラケットにポンポンとつかれたボールはその後、枕の上やバナナの間、マッサージローラーの中を通り抜け、重ねられたラケットを越えてカーペット上の「道」を進んで行くと、最後に突き当たった壁には「(隔離期間終了まで)あと10日」と書かれた紙が貼られている。

ロジェ バサランがこれをした理由は、彼は幸運にも一日あたり5時間部屋から出られるのだが、それ以外の部屋にいなければならない時間をもてあましてのことだそうだ。「練習のために朝7時に部屋を出たら、12時には終わりで、翌日まで何もすることがない。退屈して、これをやろうと思いついたんだ」

「もっと大きく、もっと高くって、2時間ぐらいかかって動画を撮った。50回ぐらいやったと思うよ。でもうまくいって嬉しかった。それで公開したら、ものすごくウケて驚いた。もっとやって欲しいと言われたから、もう一つ作ったんだ。でも隔離中はこれで終わりと思うけど」

そんなリクエストに応えてロジェ バサランが新たに投稿した第2弾では、シャツにアイロンをかけているアイロンの先がテニスボールに当たったことで、そのボールは転がって筒の中を抜けた後、ラケットに当たってストップ。するとその衝撃でテーブルから落ちたラケットはその際にそばにあった空のペットボトルを倒し、そこからペットボトルのドミノ倒しがスタート。次々と倒れたペットボトルは最後に別のボールに当たり、トランプの散らばる床を走って行ったこのボールが壁際に置かれたカードの上に乗ると、壁には「あと5日」と書かれた紙が。

37歳のロジェ バセランはこれまでにダブルスで21回優勝。今年は新しいパートナーのヘンリー・コンティネン(フィンランド)と共に「全豪オープン」に挑むが、その前にフランスチームの一員として「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2日~6日/ハードコート)に出場する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「ATPファイナルズ」でのロジェ バセラン

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)