35年前のKO記録に米メディアが再脚光、ファン「19歳、まじか」 元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン氏(米国)の、35年前の記録が再び脚光を浴びている。1986年マイク・ジェームソン(同)との一戦にKO勝利した若きタイソン氏は、デビュ…

35年前のKO記録に米メディアが再脚光、ファン「19歳、まじか」

 元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン氏(米国)の、35年前の記録が再び脚光を浴びている。1986年マイク・ジェームソン(同)との一戦にKO勝利した若きタイソン氏は、デビュー戦から17試合連続KO勝利を達成。当時ロッキー・マルシアノ(米国)が持っていた、ヘビー級でのデビュー戦からの連続KO記録を更新した。米メディアが、タイソン氏が記録を樹立した試合の映像を公開。現地ファンからは「11か月で17試合も」「19歳、まじか」などと驚きの声が広がっている。

“アイアン・マイク”の豪快KO劇は35年経っても色褪せない。5回だ。タイソンは力いっぱい左右の拳をぶん回すと、右フックを相手の側頭部にヒットさせダウンを奪った。4回にもダウンしていたジェームソンは、立ち上がったもののそのままレフェリーストップとなった。

 ヘビー級では小柄だったタイソン。一回り体の大きい相手を圧倒する当時のタイソンの映像を、米スポーツ専門局「ESPNリングサイド」が公開。衝撃的な強さを目の当たりにした現地ファンからは「最高だ」「11か月で17試合も」「19歳、まじか」「このころのマイクは絶対に倒せなかった」「35年経った今も話題になる記録」「この男はレベルが違う」などと驚きの声が多く寄せられている。

 この1戦が行われた1986年1月24日から35年。デビュー戦からわずか11か月で17連続KOという驚異のハイペースで成し遂げられた偉業は、今も伝説として多くのボクシングファンを魅了しているようだ。(THE ANSWER編集部)