23日のポイエー戦が1年ぶりの試合「お楽しみに」 米最大の総合格闘技「UFC」のスター、コナー・マクレガー(アイルランド)は23日(日本時間24日)、「UFC257」で元ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(米国)との復帰戦に臨む。1年ぶり…

23日のポイエー戦が1年ぶりの試合「お楽しみに」

 米最大の総合格闘技「UFC」のスター、コナー・マクレガー(アイルランド)は23日(日本時間24日)、「UFC257」で元ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(米国)との復帰戦に臨む。1年ぶりの試合を前に、英紙は現地入りしたマクレガーが自室で繰り出した“必殺キック”に注目。本人が「これが(試合を決める)ショットになるかも」と語ったことなどを伝えている。

 久々の試合で、ド派手な一撃が炸裂するのだろうか。現地UAE入りしたマクレガー。上半身裸で、ホテルの自室に置かれたマネキン型の練習道具と向かい合った。子どもが見つめる中、声を上げて少し跳ねるように勢いをつけると、体を反時計回りに回転させ、左足を顔面の高さに蹴り上げた。素早いキックは正確にヒット。勢いのある技だった。

 英紙「ザ・サン」は、「コナー・マクレガーが、ダスティン・ポイエー戦を前に致命的な回転蹴りを披露」などといった見出しで記事を掲載。このキックに注目している。記事によると、マクレガーは「これが(試合を決める)ショットになるかも。お楽しみに」と語ったという。

 1年前、開始40秒でTKO勝ちしたドナルド・セローニ(米国)戦でも、強烈な左ハイキックを披露していたマクレガー。ポイエー戦について、記事では「ダスティン・ポイエーはテイクダウンをより多く繰り出すため、ザ・ノートリアス(マクレガー)に、このようなリスクの高い動きをすることをためらわせるかもしれない」と大技が出るかどうかについては懐疑的だった。

 マクレガーは昨年6月に3度目の引退を表明していたが、セローニ戦以来となる今回の試合が11月に決定。久々のオクタゴンではどんな戦いを見せてくれるのだろうか。(THE ANSWER編集部)