「全豪オープン」へ向けて、オーストラリアのホテルで隔離期間を過ごす選手たち。そんななか、男子テニス世界68位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)は部屋内でちょっと変わった練習を行っているようだ。【…

「全豪オープン」へ向けて、オーストラリアのホテルで隔離期間を過ごす選手たち。そんななか、男子テニス世界68位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)は部屋内でちょっと変わった練習を行っているようだ。【実際の動画】ホテルの部屋内でまさかの壁打ち練習!チチパス「静かにして」

Tennis TVがInstagramで「2021年スタイルの大会前練習(汗)」と紹介したその動画。クエバスはホテルの壁にベッドのマットらしきものを立てかけ、そこに向かってまさかの壁打ち練習を始める。壁のマットや柔らかそうな床であるにも関わらず、バックハンドをフルスイングし器用に連続させている。また、ボールが壁のマットに当たった瞬間「バシッ、バシッ」となかなか大きな音を立てているように聞こえる。

オーストラリア紙The Ageによると、クエバスは陽性者が確認されたチャーター機に搭乗していた一人のようだ。他の選手とは異なり、制限付きの練習も認められずホテルの部屋から出ることを許されなくなった。

そんなクエバスの変わった練習動画に対し、ユーザーからは「これはすごい」「まるで監獄テニス」「4日目には窓を割りそうだね」といったコメントが寄せられている。

また、トッププロたちも様々に反応。世界39位のライリー・オペルカ(アメリカ)は「練習することができるのはパブロ(クエバス)、ノバク、ラファ、そしてティームだけだと思うな」と皮肉交じりにコメントし、同40位ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)は「上の階で何をやってるかと思ったけど、いま分かったよ」とジョークを飛ばしている。

一方、もともとの動画はクエバスが17日の現地6時頃にInstagramストリーズへアップしたものだが、これに対し世界6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)は汗の顔文字を添えて「静かにしてくれないかい?誰もが朝の6時に起きて、君の打球音を聞く必要はないだろう」とコメントしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「ATPカップ」でのクエバス

(Photo by James Worsfold/Getty Images)