レアル・マドリーは、マラガにあるエスタディオ・ラ・ロサレーダで行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝アスレティック…
レアル・マドリーは、マラガにあるエスタディオ・ラ・ロサレーダで行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝アスレティック・ビルバオ戦で敗れている(1-2)。なお、ビルバオの監督マルセリーノ・ガルシア・トラルにとっては、このマドリー戦がチームを率いて2試合目となっている。監督マルセリーノは、ラウール・ガルシアとイニャキ・ウィリアムズを2トップに据え、その背後にイケル・ムニアイン、ダニ・ガルシア、ウナイ・ベンセドール、デ・マルコスを並べて配置している。
一方、監督ジネディーヌ・ジダン率いるマドリーは、カリム・ベンゼマ、マルコ・アセンシオに加え、オサスナ戦でも先発起用されたエデン・アザールをスターティングメンバーに起用している。ミッドフィールダーには、カゼミロ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースといういつものメンバーを配置している。
下記、ビルバオ戦でのマドリーの選手達の採点&寸評
■GK
ティボー・クルトワ(6)犠牲者
両方の失点でルーカス・バスケスのミスの犠牲者となっている。最初の失点の場面では、ラウル・ガルシアとの1対1にほとんどなす術がなかったと言える。また、2失点目のPKは、再びラウル・ガルシアに冷静にゴールネットを揺らされている。それ以外の場面では、優れたパフォーマンスを披露し、イニャキ・ウィリアムズとの1対1にも見事なセーブを見せている。
■DF
フェルランド・メンディ(6)危険
メンディは、特に前半において低調なマドリーの中で最も優れたパフォーマンスを見せた選手の1人となっている。左サイドで深い位置まで侵入し、チャンスメイクを行っている。守備でも適当以上のプレーをしており、マルセロの現在のコンディションでは、ポジション争いが難しくなっている。
セルヒオ・ラモス(6)改善
序盤は、存在感を見せられていなかったが、徐々にそのパフォーマンスレベルを改善している。最初の失点の場面では、ルーカス・バスケスのミスがあったとはいえ、カバーリングが遅く、適正なポジショニングが取れていなかった。その後は、優れたプレーを見せていたが、チームを勝利に導くような決定的な仕事はできていない。
ラファエル・ヴァラン(5)責任
監督ジネディーヌ・ジダンは、ハーフタイムにヴァランとナチョ・フェルナンデスを交代している。誰もが、低調なパフォーマンスを見せるルーカス・バスケスを交代するかと思ったが、監督ジダンは、同胞のヴァランを下げている。2失点ともヴァランの責任ではなかったものの、他のチームメイト同様に非常に控えめな前半のパフォーマンスだったと言える。
ルーカス・バスケス(2)大失態
もし隠れられる場所がエスタディオ・ラ・ロサレーダにあれば、間違いなくそうしていただろう。1失点目でのミス、2失点目におけるイニゴ・マルティネスへの安易なファウルによるPK献上と不運な試合となっている。意気消沈することなくプレーを続けたが、この2つの失態を取り返せてはいない。
■MF
カゼミロ(5)ストッパー
いつものように全てのプレーでその力強さを見せている。さらに、前線へのパスで複数回決定機も演出している。後半には、神がかりなタックルをウィリアムズに見せている。監督ジダンにとって替えのきかない選手となっている。
ルカ・モドリッチ(5)存在感なし
優れたコンディションにあり、マドリーにとっては旗振り役である。しかし、この試合では、存在感を見せることができず、チームを牽引することができてないのに加え、周りの選手達と連携をとってマドリーの攻撃を組み立てることもできていない。後半の途中に交代している。
トニ・クロース(5)低調
低調なパフォーマンスとなっている。90分間耐え、サイドチェンジなどを行い、いつものように相手の守備ブロックを崩すために努めたが、組織的にオーガナイズされた相手の牙城を崩すことができていない。
■FW
エデン・アザール(4)不調
マドリーが獲得のために支払った金額に見合う活躍が未だにできていない。前半に決定的なチャンスが訪れたものの、プレースピードが遅いがためにタイミングを逃している。適切な状況判断ができず、低調なパフォーマンスのまま試合を終えている。
マルコ・アセンシオ(6)好調
マドリーで最も優れたパフォーマンスを見せた選手の1人であり、それゆえに90分間ピッチに立ち続けている。カリム・ベンゼマが決めた1-2とするゴールをアシストしている。また、ポストに直撃したシュート2本も打っている。パフォーマンスレベルが上向きになってきている。
カリム・ベンゼマ(6)ゴールスコアラー
最初はレフェリーを務めたマルティネス・ムニュエラに無効とされたものの、最終的にゴールが認められている。ただ、それ以外は、ほとんど活躍の場がなかったと言える。懸命にプレーしたものの、アザールともアセンシオともうまく関係性が構築できていない。なお、同点ゴールも決めたかに思われたが、オフサイド判定によりこのゴールは認められていない。
■途中出場
ナチョ・フェルナンデス(5)適当
後半から投入され、冷静さを保ちながらプレーし、適当以上のパフォーマンスを見せている。残り15分となり、ラモスが前線に上がった際には適切なカバーリングをしている。
ヴィニシウス・ジュニオール(6)起爆剤
監督ジダンは、チームの起爆剤を求めており、ヴィニシウスがその役割を果たしている。果敢に1対1を試みたが、決定的な仕事は果たせていない。
フェデリコ・バルベルデ(6)お膳立て
非常に力強いクロスをアセンシオに供給し、そのボールをアセンシオがヘディングで落としたところからベンゼマのスコアを1-2とするゴールが生まれている。失われた信頼を取り戻すために高いモチベーションと共にピッチに入っている。
マリアーノ・ディアス(5)寸評不可
特筆すべきプレーはできていない。