パンデミックのせいで世界的に「お家時間」の増えてしまった2020年は、ファッションもリラックスできる家着が主流になってしまったようだが、何とか素敵なファッションを見せてくれたテニス選手たちもい…

パンデミックのせいで世界的に「お家時間」の増えてしまった2020年は、ファッションもリラックスできる家着が主流になってしまったようだが、何とか素敵なファッションを見せてくれたテニス選手たちもいた。米テニスメディアBaselineが、その中のベスト10を発表している。【実際の写真】テニススターたちのファッション写真

第10位 ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)

スペインの美人選手ムグルッサが秋らしい様々な色のコートをまとった姿が第10位。夏のパナマ帽もすてきだったが。

第9位 ジョハナ・コンタ(イギリス)

第9位はコンタの、左右が白と黒に分かれた印象的なドレスに白いバッグを持った姿。コンタはファッション好きらしく、Instagramでは様々なファッションに身を包んだ姿を見せている。

第8位 グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)

イケメン選手として知られるディミトロフは時々派手過ぎるテニスウェアでファンを驚かせているが、私服もなかなかのものだ。グレーの帽子とスカーフ、黒のコートは良いとして…屋内でそれらを脱いだら、エスニックな染めのちょっと驚くような上下が現れそうだ。

第7位 イガ・シフィオンテク(ポーランド)

全豪女王ソフィア・ケニン(アメリカ)や元世界女王シモナ・ハレブ(ルーマニア)を撃破し、19歳にしてポーランド人選手として初のグランドスラム優勝を遂げたシフィオンテク。彼女の明るく朗らかな人柄は、優勝後の撮影会で着ていたカラフルなロングワンピースにもよく表れていた。

第6位 大坂なおみ(日本/日清食品)のハイチ風ミニドレス

「全米オープン」優勝記念撮影会でのオレンジのミニドレスも捨てがたいが、この黄色と紫をメインにした、彼女の父の祖国ハイチの伝統衣装をモチーフにしたミニドレスも実に美しい。

第5位 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)

英国版Vogue11月号でセレナが身に着けていたのは、ドルチェ&ガッバーナの黒のアンサンブルにTricker’sの黒のローファーというシックな装い。3歳の娘オリンピアちゃんと見せていた様々な姿も実にキュートだったが。

第4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)

「世界で最もハンサムな顔トップ100」にも選ばれたチチパスが、4位にランクイン。白のニットキャップにレイバンのサングラス、ロンドンで撮られた自撮り写真で着ているニットにはイギリスらしい模様が見える。

第3位 ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)

40歳のビーナスは昨年10月、パリのファッションウィークで、ルイヴィトンのランウェイモデルを務めた。それもこの白黒チェックのミニドレス、レザージャケットにショートブーツの立ち姿を見ればうなずける。

第2位 マリア・シャラポワ(ロシア)

昨年現役を引退したとはいえ、「ロシアの妖精」シャラポワがテニスレジェンドで、常に素晴らしいファッションでファンを楽しませてくれることに変わりはない。今回選ばれたのは明るい若草色のティアードになったドレスだが、彼女のInstagramを見ればその中だけでベスト10が選べそうである。

第1位 ミュウミュウの黒いセーターに白の人種差別抗議マスクを着けた大坂なおみ

大坂は米Vogue誌1月号の表紙を飾ったが、こちらはその中に収められた写真。白いマスクには黒い文字で、1955年に14歳でリンチにあって殺された黒人少年エメット・ティルの名前が記されている。これは2020年の社会を象徴する一枚と言えるのではないだろうか。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)