全日本高校女子サッカー選手権が1月3日、開幕した。優勝を目指し、激戦を繰り広げる出場チームの特徴や選手の思いを紹介していく。修徳は激戦区の関東地域予選で優勝し、選手権の切符を掴んだ。チームの中心を担うMF岡本萌以は、同じ高校を卒業した姉・祐…

全日本高校女子サッカー選手権が1月3日、開幕した。優勝を目指し、激戦を繰り広げる出場チームの特徴や選手の思いを紹介していく。

修徳は激戦区の関東地域予選で優勝し、選手権の切符を掴んだ。チームの中心を担うMF岡本萌以は、同じ高校を卒業した姉・祐花からエースナンバーの背番号10を受け継いだ。祐花は最後の選手権で惜しくも準決勝敗退。「修徳で背番号10を背負えるのは萌以だけ。自分の借りを返してきて欲しい」と妹に悲願を託す。岡本は「祐花が勝てなかった分まで日本一になってくる」と誓いを語った。姉の思いを背負った戦いが幕を開ける。

選手権には各地区の予選を通過した32チームが出場。ノックアウト方式で争い、頂点を決める。若き“なでしこ”たちが栄光を求めて火花を散らす、全力の青春ドラマを見逃すな！

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大会は兵庫県内の４会場で進行し、10日に決勝戦(ノエビアスタジアム神戸＝兵庫県神戸市)を行う。