コーチ一筋46年
数々のチャンピオンを育成

46年間のコーチキャリアの中で、多くの名プレーヤーを輩出してきたボブ・ブレット氏が、1月5日にガンのため67歳で逝去された。

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オーストラリア人のブレット氏は、同国デビスカップのキャプテンとして30年以上チームを率いたハリー・ホップマン氏に師事。コーチとしてのノウハウを学ぶと、ボリス・ベッカー氏、ゴラン・イワニセビッチ氏、マリン・チリッチなど数々のグランドスラムチャンピオンを育て上げた。錦織圭の前に日本人最高位に位置していた松岡修造氏の師でもあり、2000年代に入ると、デビスカップ日本代表のスーパーバイザーにも就任。さらに、松岡氏が企画し日本男子ジュニアの強化を図る「修造チャレンジ」にも参画し、晩年は綿貫陽介のコーチとしても活動するなど、日本テニス界の発展に大きく貢献。さらに日本のみならず、カナダやイギリスのジュニア育成でも大きな役割を果たしていた。

亡くなる2週間前に発表された2020年のATPアワードでは、長年の功績を称えられ、何世代にもわたり若い選手やコーチを励まし、テニスというスポーツを発展させてきた人物に授与される「ティム・ガリクソン・キャリアコーチ賞」を受賞している。


指導していた綿貫陽介と映るボブ・ブレット氏(写真左) 『テニスクラシック・ブレーク』2017年12月号本誌より