サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴ら…
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。
今回はマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングが記録したアシストだ。
リバプールでプロデビューを飾ったスターリングは、すぐさまブレイクすると、2015年夏にシティに加入。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下、成長を続けている。
抜群のスピードを活かして攻撃陣を牽引するスターリングだが、2020年11月25日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのオリンピアコス戦では、見事なアシストを記録している。
0-0で迎えた36分、FWガブリエウ・ジェズスのスルーパスをスターリングがボックス内左で受ける。相手を引き付けつつ、スターリングが意表を付くダイレクトヒールパスを後方のMFフィル・フォーデンに出すと、フォーデンがこれをゴール右下にしっかり決め、先制点をマークした。
試合は、このリードを守ったシティが、1-0で勝利している。