FCバルセロナの元会長であり、今回の選挙に立候補しているジョアン・ラポルタは、30日(水)に、マリア・エレナ・フォート、…

FCバルセロナの元会長であり、今回の選挙に立候補しているジョアン・ラポルタは、30日(水)に、マリア・エレナ・フォート、ジョセップ・イグナシ・マキア、ミケル・カンプスの3人の支持者とクラブの社交場の計画を発表した。
ラポルタは、自身が掲げる『Estimem al Barça(バルサを愛している)』の提案の中に、チームが着るべきゲームシャツのモデルやクラブのミュージアムの名前など、特定の問題を決めるための投票や協議の実施をソシオ(クラブ会員)に委ねることを公約した。
ラポルタの立候補メンバーの一人であるミケル・カンプスは、誰もがメンバーとして登録できるようなシステム、スタジアムでのメンバーの存在感の最大化、チケットを買うときにメンバー優先、社会的な領域でのプロジェクトのアイデアの提供を約束。各大会の決勝戦のチケット配布は、最も忠実なメンバーに報いること、シーズンチケットへのアクセス待ちをより透明化すること、ユニフォームのモデルなど関連する問題を決めるための投票権を設けることなどを提案した。
また、ラポルタは、支持する義務を軟化するか、あるいは廃止することで、会員が会長選への立候補を組織しやすくなるように努力することを約束した。
■男女共同参画
マリア・エレナ・フォートは、バルサは「クラブ以上の存在」という精神を回復させなければならないと説明し、ユニセフとの契約を回復させると述べている。「ユニセフとの提携は、スポーツ以外では最高の決断だった」とラポルタは振り返った。
フォートは、クラブにおける男女平等の推進について、「ノルマや正確な人数で選挙に立候補するということではなく、普通に女性をサッカーの世界に引き入れるために活動すること」と説明している。
■ペーニャとの連帯
ラポルタは、世界中のペーニャとのコミュニケーションの改善、結束を強調している。
「ペーニャはクラブの政治的な道具ではなく、クラブのアンバサダーである。だからこそ、世界中のペーニャとの集合体を作るのだ」とマキアは語った。
また、ラポルタのプロジェクトでは、各ペーニャがシウタ・デポルティバ・ジョアン・ガンペールのエスタディオ・ヨハン・クライフへのアクセスが容易になることも想定している。