メイウェザーVSローガン・ポールにウシクが持論 ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏は、来年2月20日(日本時間21日)にローガン・ポール(ともに米国)と対戦する。ボクサーとして輝かしい実績があるとはいえない“お騒がせY…

メイウェザーVSローガン・ポールにウシクが持論

 ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏は、来年2月20日(日本時間21日)にローガン・ポール(ともに米国)と対戦する。ボクサーとして輝かしい実績があるとはいえない“お騒がせYouTuber”が相手だが、元世界4団体クルーザー級統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)は警鐘を鳴らしている。英紙「ザ・サン」が報じている。

 同紙は「フロイド・メイウェザーが金儲けのことだけを考えて戦った場合、ローガン・ポール戦は『危険』だとオレクサンドル・ウシクは語る」の見出しで記事を掲載。さらにこうつづっている。

「この体重差、年齢差のある戦いが行われた時、どちらがより危険かとウシクは『サン・スポーツ』に質問され『メイウェザーが、楽勝だと思ってリラックスしながら戦っていたら、それは危ない』と答えた」

 43歳で身長173センチのメイウェザーに対し、25歳のポールは188センチ。海外メディアによると、メイウェザーは2017年のコナー・マクレガー戦で149.5ポンド(約67.8キロ)、ポールが昨年ボクシングのリングに上がった際は199.4ポンド(約90.4キロ)だったという。互いに当時から時間が経っているが、これだけを見れば22.6キロ差になる。

 プロボクシング50戦全勝のメイウェザーでも楽観視してエキシビションに臨んでしまった場合、危険があるとウシクは警鐘を鳴らしているようだ。さらに記事ではウシクが「メイウェザーは試合終盤まで落ち着いて戦うべきだ。少し危険な可能性がある」と助言している。

 ポールはYouTubeで登録者数2200万人を誇る有名人。多額のファイトマネーが見込まれるため、ウシクは「でも、たくさんお金を稼げるんだろう? ならやるべきだ。稼ぐにはもってこいの試合だ」と太鼓判を押しているようだ。メイウェザーは来年2月28日の格闘技イベント「MEGA2021」で東京ドームのリングに上がることが発表されている。異例の試合をどう乗り越えるのだろうか。(THE ANSWER編集部)