FCバルセロナの2人の若手選手、アンス・ファティとペドリの特大のポテンシャルに世間はいまだに気付いていない。現在のバルサ…
FCバルセロナの2人の若手選手、アンス・ファティとペドリの特大のポテンシャルに世間はいまだに気付いていない。現在のバルサに希望が持てる要素が足りないというのは間違いだ。
アンス・ファティもペドリも数週間前に成人したばかりだが、彼らのプレーには未熟さが全く感じられない。
ましてや、世界最高の選手、レオ・メッシが同じ年齢の頃と比較すれば、なおさらこの2人の可能性に期待できる。
先月11月25日に18歳になったばかりのペドリはトップチーム最年少の選手である。メッシ、アンス、ペドリそれぞれが18歳を迎えるまでに挙げた成果に目を向けると、面白い結果が見えてくる。
まず、メッシのトップチームでのデビューはフランク・ライカールト監督のもと、オリンピックスタジアムで行われた2004年10月16日第7節エスパニョール戦だった。30番のユニフォームを着用したメッシは、82分にデコに代わり出場。 17歳3ヶ月22日での初出場だった。その日は得点には至らなかったが、将来の活躍を予告するような才能の片鱗を見せた。
また、トップチーム公式戦デビュー前の2004年10月6日、メッシはわずか16歳にして親善試合ポルト戦でプレーし、人々に感銘を与えた。
メッシの初ゴールは2005年5月1日の第34節、カンプノウでのアルバセテ・バロンピエ戦だった。17歳と10ヶ月7日で決めたこの得点は当時のバルサ史上最年少ゴール記録となった。このシーズン、メッシはリーグ戦7試合、チャンピオンズリーグ1試合、コパ・デル・レイ1試合に出場している。
■アンスが記録を更新
しかしメッシの記録はアンス・ファティによって更新される。アンスはバルサBでのデビューもせずにいきなりトップチームに入ったからだ。マシアに到着した後、バルサのアレビンカテゴリーで育成された選手にしては、これは例外中の例外である。
2019年8月25日、監督エルネスト・バルベルデはアンス・ファティをラ・リーガ第2節のレアル・ベティス戦78分に投入した。当時アンスは16歳9ヶ月25日で、クラブ史上2番目の若さのトップチームデビューを果たした。
メッシのトップチームデビューが17歳3ヶ月22日だったことからもアンスの早熟ぶりが伺える。
その年アンス・ファティは、リーガで計24試合に出場し、チャンピオンズでは5試合、国王杯では3試合に出場し、計5ゴールを記録した。
今季はベティス戦で半月板を痛めるまで左ウイングで定位置を確保していたアンスは、数ヶ月の欠場を余儀なくされ、現在も治療中である。
■並ぶもののいないペドリ
ペドリもトップチームデビュー以来素晴らしいパフォーマンスを発揮している。今夏に到着したカナリア諸島出身の選手は、ロナルド・クーマン率いるバルサにおいて必要不可欠な存在となっている。
オランダ人監督は初日からペドリに信頼を置いているが、ペドリはその信頼に献身的な姿勢、クオリティ、アシストで応えている。
欧州CL戦デビュー後、ペドリは17歳と330日で初ゴールを決めたが、これはアンス・ファティ(17歳40日)とボージャン・クルキッチ(17歳217日)に次ぐ、同大会でのバルサ史上3番目の記録だった。同記録の4位はほかでもないレオ・メッシである。
ペドリはメッシと息の合ったプレーを披露、アンスが試合復帰すれば誰もが興奮するようなユニットが完成するだろう。
メッシの実例のように、よりハイレベルになっていくサッカー界において若く才能ある選手の発掘は容易なことではない。
アンスとペドリがこのまま才能を開花させていけばバルサの歴史に名を残すことになるだろう。