元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴さんと林歳彦さんがパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組…

 元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴さんと林歳彦さんがパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組「としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!」(提供:株式会社ユーポス、株式会社ジャパンクリエイトグループ、もとの樹)。

前週に引き続き、日米通算2477試合出場を誇る福留孝介選手、元中日ドラゴンズで番組パーソナリティの田中さんと大学時代の同期でもある湊川誠隆さんをゲストに迎えた12/4放送回では、日米両方の野球を経験した福留さんが語る、日米野球の違い、さらには湊川さんが明かす福留さんの練習量や練習へのモチベーション、そしてあの「甲子園名物」についても語られた。

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メジャー選手は試合後タッパーに・・・


日本球界のみならず、メジャーリーグでのプレー経験も持つ福留さん。

「野球」と「ベースボール」、その違いについてこう話している。

「ボールを遠くに飛ばす、だとか、速い球を投げる、そういったこと一つ一つをとって勝負をしたら、なかなか勝てない部分はあると思うんです。
じゃあそこをどうやって勝つか。日本の野球だと、みんなでまとまって一つになるだとか、細かいことをずっとやるといったそのトータルで勝てるのかなと思いますね。
なので、パワーだけだったらどんなことをやったって勝てないですよ。」

その上で、今シーズンメジャーから阪神へ加入したあの選手について触れた。

「今年阪神にきたボーア選手をみていると、ボールの飛び方が異常だもん。バッティング練習をみていると、バックスクリーンに入るだけじゃなくて、バックスクリーンの段の真ん中くらいまで飛ぶんですよ。そのくらい(メジャーの選手は)パワーがありますね。」

そんなパワーが凄いメジャーリーガーたちと共にアメリカで戦っていた福留さんは、彼らに対し、どんなことを考えながら立ち向かっていたのだろうか。

「そこはもう、自分は何が持ち味なのかということですね。出塁するためにフォアボールをとることも必要ですし、バントヒットをすることも必要。ただ、マイナー選手が若い時にコーチから何を言われるかというと、『フォアボールをとっても、上には上がれない』ってことらしいんですよ。だから、ガンガンに振ってくるんですよ。でも日本人選手はフォアボールをとると出塁率に繋がってくるし、それが得点にも繋がってきますよね。でもアメリカでは『ボールを見てどうするんだ。なんで振らないんだ』って言われるらしいんです。そういうところも日米の違いですよね。」

さらに福留さんは、プレー以外でこんなところにも日米野球の差があるという。

「アメリカの選手って、試合後飯食ってるのかなって思うんですよ。僕は家に帰るとご飯を作ってもらってそれを食べていたんですが、向こうの選手は、ロッカーに置いてあるケータリングをタッパーに詰めて持って帰り、家で食べるんです。だから面白いのは、メジャー選手の奥さんは球場へ来て、球場でご飯を食べて帰るんですよね。みんな1打席何百万円というレベルなのに、タッパーで持って帰って食べるんですよね。多分日本ほど食に欲がないと思うんです。」

満足した時点で伸びしろはない

そんな日米野球界で活躍してきた福留さんとかつてドラゴンズ時代にチームメイトだった湊川さんは、自身が見てきた福留さんの練習量についてこう話す。

「メジャーへ行かれた前後で練習量が変わったというよりは、元々練習量が凄くて、あまりそれを見せないかもしれませんが、メジャーへいかれるときはめちゃめちゃ練習されていましたよ。準備が凄かったと思います。どんだけ打つのと思いましたね。打ち始めたら休憩なしで2時間とか平気で打っていました。」

そんな物凄い練習量を重ねていたという福留さんだが、練習中はどのようなことを考えながら行っていたのだろうか。

「自分で、こうしようかな、ああしようかなとか色々なことを気にしながらやっていましたね。その感覚がよかったらそれがずっと続けられるように体に覚えさせて、違ったなと思えばやり方を変えたりしながらやっていました。」

だが、これだけの練習を重ねながら、時にはスランプに陥ることもあると思うが、そんな時福留さんはこう乗り越えたという。

「僕は基本的に練習の時には、どうしたらスランプから早く抜けれるか、その直し方を練習する方が多いんです。良い時の感覚を、これが悪くなったらここを直したら早く戻れるなっていう方法を探している方が多いです。」

2006年にはシーズン打率.351を記録し、首位打者に輝いた福留さんだが、その数字に対しては「もっといけるんちゃうかなって思いながら、ずっとやっていましたね。満足した時点でもう伸びしろないなって思っちゃうんで。もう伸びることはないかもしれないけど、もっと伸びると思いながらやっていますね。」

様々な苦難を乗り越えながら、22年間トップで活躍し続けてきた福留さん。ずっとトップでいることのプレッシャーや難しさもある中、どのようなモチベーションで続けてきたのだろうか。

「練習している時には、自分が1番下手だと思ってやっていました。下手だから練習せなアカンという感じでした。練習している時は1番下手、でも試合の時には1番上手いと思って若い時からずっとやってきましたね。」

甲子園で浜風が吹いている時にやらないことは・・・

今シーズンまで8年間阪神タイガースでプレーをした福留選手。

その本拠地・甲子園球場は浜風が吹き、球のコントロールが難しいことで有名だが、そこでプレーするにあたってのテクニックについて福留さんは

「甲子園で浜風が吹いている時には、ライトにボールを打たないことですね。戻ってくるから(笑)あれはショックでかいですもん。」

と冗談まじりに語る場面も。野球中継の実況も務める田中さんは

「福留さんが打って、これはホームランだと思ったけどライトフライだった時、ベンチでバットをみているんですよ。孝介さんは『何がおかしかったんやろ』と思ってるんだろうなと思ってみていました。」

と話すと福留さんは、

「今結構、芯くったよな〜とバットをみて、やっぱり当たってるよな〜と思っていましたよ」

と甲子園名物に苦戦していたことを明かした。

来シーズンからは、14年ぶりに古巣・中日ドラゴンズへ復帰となる福留さん。

プロ23年目を迎えるシーズン、新天地でのさらなる活躍に期待したい。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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