イギリスのアンディ・マレーが、2度目のウィンブルドン優勝とリオ五輪金メダル獲得でテニス界の頂点を極めた殊勲を認められ、新年に国家の功労者に与えられる叙勲制度において、エリザベス女王から勲爵士、ナイトの称号を授けられた。 29歳のマレーは…

 イギリスのアンディ・マレーが、2度目のウィンブルドン優勝とリオ五輪金メダル獲得でテニス界の頂点を極めた殊勲を認められ、新年に国家の功労者に与えられる叙勲制度において、エリザベス女王から勲爵士、ナイトの称号を授けられた。

 29歳のマレーは、初めて五輪金メダルを獲得した2012年に、大英帝国勲章の第4勲爵士、オフィサー(将校)を受章していた。

 イギリス・スポーツ界で、マレーと並びナイトの称号を授かったのは、やはりリオ五輪で5000mと1万mのタイトルを防衛し、オリンピック陸上で4つの金メダルを獲得した初のイギリス人となった、モハメド・ファラーだ。

 ナイトの称号を授けられた者は、男性はサー、女性はダムの敬称を許される。

 イギリスの叙勲制度は、イギリス王家により贈与されるが、受賞者は政府と国民によりノミネートされたリストから、公務員委員会によって選ばれる。

(C)AP(テニスマガジン)