スミスは左上腕を負傷、異様に腫れた様子とは ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)が19日(日本時間20日)、米テキサス州でWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英国)に3-0で判定勝ちした。…

スミスは左上腕を負傷、異様に腫れた様子とは

 ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)が19日(日本時間20日)、米テキサス州でWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英国)に3-0で判定勝ちした。激闘により、スミスは左上腕を負傷。試合後には異様なほど腕が大きく腫れ上がった。米専門誌「ザ・リング」はカネロが負傷箇所に叩き込む“無慈悲な右”の決定的瞬間の画像を公開し「意図的に狙っていた」とつづっている。

 カネロの強さが伝わってくる。リング誌が1枚の画像を公開。ガードを固め、ロープにもたれるスミスに対し、カネロが思い切り右拳をぶつけている。着弾したのはスミスの左上腕だ。同誌は決定的瞬間を捉えた画像の下に3枚の画像を並べている。試合後のスミスが写っているが、左上腕が異様なまでに腫れ上がっている。

 画像を投稿したリング誌公式インスタグラムは「カネロは、カラム・スミスの最大の武器の一つがカウンターフックであることは分かっていたので、スミスの左腕を意図的に狙っていたことを明かした。痛い!」と投稿。スミスは海外メディアに試合序盤に負傷したと話していたが、激しい動きで筋断裂などを起こしたのか、カネロの拳によるダメージなのかは明らかになっていない。それでも、同誌は強烈な一撃を加えた瞬間に注目しているようだ。(THE ANSWER編集部)