世界はまだコロナ禍に覆われ、テニスの大会の予定を立てるのは容易ではない。…
世界はまだコロナ禍に覆われ、テニスの大会の予定を立てるのは容易ではない。当初は2021年1月18日開催予定であった「全豪オープン」は、オーストラリアの入国制限のため2月8日開催変更となり、当然その余波は他の大会の開催予定にも及んでいる。そんな中、いくつかの開催地が、1月の大会開催の候補となっている。伊ニュースサイトUBI Tennisが報じた。【動画】2020年デルレイビーチ決勝戦での西岡良仁vsライリー・オペルカ
ドバイのGulf News紙によれば、1月5日の週にアラブ首長国連邦のアブダビでWTA500大会の開催が計画されているそうだ。WTA(女子プロテニス協会)は来シーズンから、ATP(男子プロテニス協会)に合わせて大会名を「WTA1000~」「WTA500~」という形に変更している。賞金や付与されるポイントは、ATPとは異なる模様。
そして同じ週の1月9日から13日に、「全豪オープン」の予選がドバイで開催されるという。グランドスラムの予選が本戦と違う国で行われるのは、コロナ禍による渡航制限を受けての措置で、実現すればもちろん史上初めてのことだ。
ドバイでの予選を勝ち抜いた選手たちは、オーストラリアテニス協会の準備した飛行機でメルボルンに向かい、そこで2週間の隔離期間を過ごす。一方、予選敗退となった選手たちはオーストラリアへのビザ申請費用が返金されるという。
当初1月に予定されていたニュージーランドと中国での大会は中止となった。「全豪オープン」も1月18日の開催に向けて12月より海外から選手たちを受け入れるというのが最初の計画だったが、12月の選手受け入れが渡航制限により不可能になったため、本戦の開幕は今のところ2月8日とされている。
アブダビの大会もドバイの予選も、無観客で行われる見込みだ。
そのほかには、2008年に錦織圭(日本/日清食品)がツアー初優勝を遂げた「ATP250 デルレイビーチ」が、通常より1ヶ月以上早い1月の最初の週に開催という事が決定した。またATPは、同じ週にATP250アンタルヤの開催も決定した。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「ATP250デルレイビーチ」決勝で西岡良仁とライリー・オペルカ
(Photo by Aaron Gilbert/Icon Sportswire via Getty Images)