全米女子オープンは4位、5番パー5では見事なリカバリー披露 女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは14日(日本時間15日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われ、単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディ…
全米女子オープンは4位、5番パー5では見事なリカバリー披露
女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは14日(日本時間15日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われ、単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、5ボギーの74で回り、通算1アンダーで2打差の4位に終わった。5番パー5では見事なリカバリーショットを披露。大会公式ツイッターが実際の動画を公開していたが、米メディアも「パー・オブ・ザ・イヤー」などと称賛を送っている。
現地メディアも唸らせる、見事なリカバリーを見せた。渋野が5番パー5でグリーンを狙った3打目はオーバーし、奥のラフへ。続く4打目は難しい位置からのアプローチとなったが、絶妙に打ち上げたボールはピンそばへ。惜しくもチップインとはならなかったものの、このホールをパーで凌いだ。
現地の実況席も「ワォ!!」「なんて良いショットなんだ」と驚きの反応を示していたこの一打。大会公式ツイッターが実際の動画を公開していたが、米専門誌「ゴルフダイジェスト」は「ヒナコ・シブノがチャンピオンゴルフコースでパー・オブ・ザ・イヤーを終盤に決める」などと見出しを打って記事を掲載している。
記事ではこの一打について「シブノは極めて困難なチップに直面。彼女のボールは硬い土の上に。ダフリかそれよりも悪いものを彼女に誘っているようなライだった。しかしシブノはウェッジの反発を完璧に使い、1週間で最も重要なショットを打った」と注目している。
「シブノは7フィートのパーパットを打つ必要があったが、それも決め、年間で最も優れたパーの可能性もある、パー・オブ・ザ・ウィークを決めた」とも絶賛されたこのプレー。日本人初の海外メジャー2勝目はならなかったものの、優勝争いを盛り上げた渋野の姿は米国でもしっかりと印象に残っているようだ。(THE ANSWER編集部)