クリスティアーノ・ロナウドは、インタビューで格闘技への愛を明らかにした。ユヴェントスのFWであるロナウドは、ボクサーのようなトップレベルの体格で知られている。 元レアル・マドリーのスーパースターは、『DAZN』のドキュメンタリー番組「Par…
クリスティアーノ・ロナウドは、インタビューで格闘技への愛を明らかにした。ユヴェントスのFWであるロナウドは、ボクサーのようなトップレベルの体格で知られている。
元レアル・マドリーのスーパースターは、『DAZN』のドキュメンタリー番組「Parallel Worlds」でボクサーのゲンナジー・ゴロフキンにインタビューしていた。
「サッカーをすることは私の情熱だが、テレビでは他のスポーツを観るのが好きだ。サッカーの試合を観るか、ボクシングやUFCの試合を観るかだったら、僕はボクシングかUFCを選ぶね」とロナウドはドキュメンタリーの中で語った。
また、ゴロフキンは「最高のアスリートとは、何が起こるかを予測しているものであり、それはリングの中と同じだ」と語っている。
ボクサーのゴロフキン(右)[写真/SPORT.es]
ロナウドの格闘技、特にボクシングに対する尊敬の念は、オールド・トラッフォード時代に始まったようだ。
「マンチェスター・ユナイテッドにいた時、コーチが一緒にボクシングをしてくれた。ボクシングの練習は、感覚を研ぎ澄まして動きを覚えるので、サッカーに役立つと思った」
また、ドキュメンタリーの一環として、ロナウドは彼の成長とプロサッカー選手になった経緯を振り返った。
「私はマデイラ島で生まれ、11歳の時にスポルティングCPが両親に話を聞きに来た。彼らは私に興味を持っていたが、リスボンに住むためには出て行かなければならないと言っていた。家族と離れることは、私の人生の中で最も困難なことだった。一番つらかったのは、リスボンに引っ越した時と、父を亡くした時なんだ」
35歳のロナウドは、キャリアの後半戦に向けて、自分自身を最高の状態に保つために大きな努力をしている。
「去年の夏、アンソニー・ジョシュア(イギリスのプロボクサー)とチャットをした。33歳になると、自分の足はもう限界だと思い始めるんだ。でも、私はスポーツ、サッカーにとどまりたいんだ。人々は私を見て、“クリスティアーノは素晴らしい選手だったが、今は遅い”と言うだろう。私はそれを望んでいない。自分の体については色々と変えることができるが、問題はそこではない。考え、モチベーション、そして経験に依存するが、それが最も複雑なことだと思う」
「スポーツでは、成長することができる。テニスの(ロジャー)フェデラーを見てくれ。彼は37歳か38歳でまだピークを維持しているし、ボクシングにも何人かいる」
ロナウドは最後に、自身のキャリア全体を振り返った。「私は世界最高の選手になるために犠牲を払ったが、私にとって最も重要なことは良い人間であることだ」