キム・イェリムが通算3アンダーで全米女子オープン優勝 女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは14日(日本時間15日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われ、単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、5…
キム・イェリムが通算3アンダーで全米女子オープン優勝
女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは14日(日本時間15日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われ、単独首位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、5ボギーの74で回り、通算1アンダーで2打差の4位に終わった。優勝したのはキム・イェリム(韓国)。最終日に首位と5打差を大逆転した25歳について、英メディアは「衝撃的な結末で初のメジャー制覇」などと報じている。
韓国から新星が現れた。9位で出たキムは、前半3つのバーディーを奪うと、後半は上がり3連続バーディーとした。この日は6バーディー、2ボギーで67。通算3アンダーで、首位で出た渋野らを逆転し、海外メジャー初出場で圧巻の初優勝を手にした。
世界ランクは94位と、世界的にはほぼ無名の存在だったキムの優勝について、英紙「ガーディアン」は「キム・イェリムが劇的なカムバックで全米女子オープン優勝」との見出しで記事を掲載。「彼女のチャンピオンズゴルフクラブでの冷静なフィニッシュは、大会前の世界ランク94位をあざ笑うかのようだった」と記載している。
また英公共放送「BBC」も「キム・イェリムが衝撃的な結末で初のメジャー制覇」との見出しで記事を掲載し、優勝を報じている。マスクを着用したままプレーしたことでも注目を集めたキム。逆転劇は英国でも大きなインパクトを与えているようだ。(THE ANSWER編集部)