サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラス…

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回は元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏がレアル・マドリーで決めたアシストだ。

マンチェスター・ユナイテッドで世界屈指のMFとしてブレイクし、多くのタイトルを勝ち取ったベッカム氏は、2003年夏に当時“銀河系軍団”として知られたマドリーに加入。スーパースターたちと共に華麗なプレーを披露した。

正確無比なキック精度が持ち味だったベッカム氏だが、2003年9月13日に行われたラ・リーガ第3節のバジャドリー戦では、見事なアシストで同僚のスーパースターのゴールお膳立てしている。

序盤から試合の主導権を握ったマドリーが、3-0とリードして迎えた53分、右サイドでボールを持ったベッカムは、素早く前線の動きを確認し、MFジネディーヌ・ジダンが左サイドでフリーになっているのを見ると、ロングパスを蹴る。

相手DFの頭上を越え、ボックスに入ったボールは、走り込んだジダンの足下にちょうど収まると、ジダンがこのパスを豪快にダイレクトボレー。後ろからの難しいパスをしっかりとミートさせると、ゴール右にシュートを突き刺し、4ゴール目を挙げた。

その後試合は両チームに得点が生まれる荒れた展開となったが、マドリーが7-2で勝利している。