賛否両論飛び交うVAR。プレミアリーグでは昨シーズンから運用されているが、誤審が減った一方で細かすぎる判断が時に論争を巻…

賛否両論飛び交うVAR。プレミアリーグでは昨シーズンから運用されているが、誤審が減った一方で細かすぎる判断が時に論争を巻き起こしている。

今季も大活躍中のVARだが、選手やコメンテーターから批難の声が度々聞かれるものの、称賛の意見はなかなか出てこない。つい先日にも、第10節のウェストハム戦の内容を巡って、アストンビラ主将MFジャック・グリーリッシュが大激怒。

結果的にVARによって味方のゴールがオフサイドで取り消しにされたシーンに対し、自身のツイッターで「ゲームを台無しにしている」と酷評。ジェイミー・キャラガー氏もまた、「人々がフットボールを楽しめなくなっている」と嘆いていた。

そんな中、ブライトン専門メディアが第10節終了時点における、VARを使わなかった場合の順位を紹介。そのブライトンは第10節でリバプールと対戦したが、相手のゴールが2つ取り消されただけでなく、試合終了間際にPKを与えられ1-1のドローという結果を得ていた。

その試合も含め、首位に立つのが勝ち点25のリバプールだ。実際との勝ち点差は4で、順位も2位からひとつ上がっている。一方でトッテナムが2位に後退。VAR介入による勝ち点の相違はないが、勝ち点21のままリバプールに抜かれる形となった。

3位のチェルシーは勝ち点も順位も変化なし。だが、以下からは大きく変動しており、4位にはウォルバーハンプトンが浮上。実際の勝ち点から1ポイント上乗せされ、勝ち点18で7位から3つ順位を上げている。

5位につけたアストン・ビラは2ポイント追加で10位から一気に上昇。上述のウェストハム戦が大きく左右することになったようだ。

ここまで不甲斐ない成績となっているマンチェスターの両雄に関しては、シティは1ポイント上乗せされ、11位から8位に浮上。一方、ユナイテッドは4ポイント引かれ、9位から14位に後退。20チームの中で最も下げ幅が大きく、5つ順位を落とした。

アーセナルは勝ち点の変化はないが、他チームがポイントを引かれたことによって自動的に11位に浮上。エバートンはマイナス3ポイントで順位を4つ落とし12位となっている。

なお、ここまで0勝1分け9敗で最下位に沈むシェフィールド・ユナイテッドは、唯一引き分けたフルアム戦が負け扱いとされ、勝ち点0となった。

◆VAR未使用における第10節時点での順位

1.リバプール(勝ち点:+4、順位:+1)

2.トッテナム(勝ち点:±0、順位:-1)

3.チェルシー(勝ち点:±0、順位:±0)

4.ウォルバーハンプトン(勝ち点:+1、順位:+3)

5.アストン・ビラ(勝ち点:+2、順位:+5)

6.レスター・シティ(勝ち点:+1、順位:-2)

7.サウサンプトン(勝ち点:±0、順位:-1)

8.マンチェスター・シティ(勝ち点:+1、順位:+3)

9.ウェストハム(勝ち点:-2、順位:-4)

10.リーズ・ユナイテッド(勝ち点:±0、順位:+2)

11.アーセナル(勝ち点:±0、順位:+3)

12.エバートン(勝ち点:-3、順位:-4)

13.ニューカッスル(勝ち点:-1、順位:±0)

14.マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点:-4、順位:-5)

15.クリスタル・パレス(勝ち点:-1、順位:±0)

16.ブライトン(勝ち点:±0、順位:±0)

17.WBA(勝ち点:+1、順位:+1)

18.フルアム(勝ち点:±0、順位:-1)

19.バーンリー(勝ち点:±0、順位:±0)

20.シェフィールド・ユナイテッド(勝ち点:-1、順位:±0)