ミシェル・ロサドさんが独自PFPで3位にランク付け 権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」が全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位に選出されるなど、国際的な評価を高めているWBAスーパー&IBF世界バンタ…

ミシェル・ロサドさんが独自PFPで3位にランク付け

 権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」が全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位に選出されるなど、国際的な評価を高めているWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。ボクシング界では珍しい米国の女性プロモーターも「あまりに支配的」と絶賛。PFPで3傑に選出している。

 米放送局「ショータイム」などボクシング中継でも人気を博すアナウンサー、ブライアン・カスター氏の公式YouTubeに登場したのは女性プロモーターのミシェル・ロサドさんだった。「現在のPFPトップ5」という質問に対して強豪たちの名前を並べた。

 1位に選出したのはWBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)。「最も安定しているファイターでスキルも一番」「最高のフィニッシャー」と絶賛。接戦がないことなども評価していた。

 2位は4階級制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)。「カネロの方が戦績は上かもしれないけれど、物議を醸した判定や何回か禁止薬物使用問題もあった」と過去の問題に注目していた。

 そして、ロサドさんが3位に選んだのは「Naoya Inoue」だった。

「3位はスペンス、ではなくて、モンスター! 3位はイノウエよ。彼は複数階級に渡り、あまりに支配的」と絶賛。「イノウエ」の発音にやや苦闘しながらも、3階級制覇王者の強さを「本物よ!」と手放しで称賛していた。

 4位にはWBC&IBF世界ウェルター級王者のエロース・スペンスJr.、5位には世界4団体ライト級統一王者のテオフィモ・ロペス(ともに米国)を選出したロサドさん。井上の実力に太鼓判を押していた。(THE ANSWER編集部)